日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

2022年の一番茶開始

おはようございます。

昨日25日は、朝方には濃い霧が発生したものの日中からはしっかりと晴れてくれました。

 

逆に日差しが強く気温も30℃近くまで上がったため、気温や直射日光で疲れた感がありますね(^^;)

 

そんな夏らしさを感じた昨日より川根町上河内地区でも一番茶が始まりました。

昨日は手摘みのみの収穫。

うちだけ「おおいわせ」の摘採も行いましたが、このお茶は一番最初に揉むことで機械の調節や掃除に使用します。

 

最後まで加工するのですが飲んだり販売することは無く、家庭菜園の畑に還元しますね。

今年は4月に適度に雨が降ってくれたことで昨年や一昨年よりも芽に潤いを感じます。

手触りがしっとりとしていますし蒸した葉はほのかに粘り気があるため、しっかりと栄養分が行き渡っているのでしょう。

 

香りも生葉の段階からフワッと漂ってくるため、今年も良いお茶をつくることが出来そうです(^^♪

こちらの畑は今年の一番茶後に中切り更新を予定しています。

枝が少し細くなり芽の力が弱くなってしまうと思っていましたが、意外と良い芽が育ってくれています。

 

今年は霜や冷え込みによる影響もなく、どの畑でも良い芽が育ってくれました(^^)/

 

また改植した畑でも初収穫を行う予定です。

そのため今年は全ての畑で収穫を行う初めての年になりますね。

 

まだ始まったばかりの一番茶シーズン。

シーズン始めという事もあり体が慣れない事もありますが、徐々にギアをあげ取り組んで行きたいと思います。

原木シイタケを守るためのネット張り

今日は朝から弱い雨が降り続いています。

雨が降っている事で昨日までの晴れの日と比べると寒くなりましたが、それでも20℃近い気温はあります。

 

このくらいの気温であれば植物の生育は進むでしょう。

逆に雨が良いお湿りとなるため、山の木々はより青々としそうです!

 

そんな適度な湿り気と気温、そして暖かな日もあるこの頃。

適度な湿度があることで原木シイタケの方も沢山出てきています(^^)/

 

気温と湿度

うちではヒノキの林の下でシイタケの原木を管理しています。

ハウスなどであれば湿度や水分補給なども管理することが出来ますが、そのような事は一切行っていないため、シイタケの発生はその年の気温や湿度(降雨)に左右されます。

シイタケも菌(カビ)なので、やはり乾燥気味の日が続くと発生しにくくなります。

逆に雨が多い年であれば発生量が多く生長も早くなりますが、雨が多すぎると少しブヨブヨしたようなシイタケに育ってしまいますね…。

 

今年は直射日光が当たらない場所に移動させたこともあり、昨年以上に多くのシイタケが発生する結果となりました。

 

しかし、収穫出来た量としては昨年よりも少ないかもしれません…。

 

ニホンジカカモシカの食害

近年ニホンジカの生息頭数が爆発的に増え、最も頻繁に見ることが出来る動物となりました。

数年前まではシカによる被害や痕跡などは見られなかったので、ここ数年で極端に状況が変わった事になります。

 

またニホンジカだけでなくカモシカも増えてきますね。

 

そんな状況となり原木シイタケを食べられてしまう事も発生するようになりました。

こちらも数年前までは無かった現象ですね。

柵などを設けず山の中に原木を置き管理していても普通に収穫が行えました。

そこで原木シイタケを守るために、ようやくですがネットを張る事にしました。

 

高さは最低でも1・5mは欲しいでしょう。

またネットの下側をくぐって中に入る事もあるため、ネットの上だけでなく下側も気にする必要があります。

 

さらにネットを噛み切って侵入することもあるため、噛み切れないようなワイヤー入りの物が良いでしょう。

今回はそこまでは出来ませんでしたが、最低限必要な事は出来たと思います。

 

来年はより収穫が行えるようになると嬉しいです(^^♪

新緑の茶畑2022

おはようございます。

先週の茶工場を掃除した時点では今日から一番茶を始める予定でしたが、雨が降りそう…という事で明日25日からとなりました。

 

実際に8時前には雨がぽつぽつと落ちてきましたし、前日のうちに判断することが出来て良かったですね。

 

雨が降っている状態はもちろんのこと、雨が上がったとしても芽が濡れている状態では収穫は行えません。

今年は雨が降る日が多そうなので、天気に対応するのが大変になりそうです(^^;)

 

そんな一番茶の開始前日の今日は、昨日そして一昨日の茶畑の様子を投稿したいと思います。

 

気温は少し高めでしたが、久しぶりに青空が広がりとても心地が良かったですね。

 

こんなに鮮やかだったのか…という感覚になった久しぶりの晴れ

こんばんは。

今日は久しぶりに朝からしっかりと晴れてくれました(^^)/

 

本当に久しぶりの青空で、夕方までしっかりと晴れてくれたのは1週間以上ぶりになりますね。

茶畑を見回ってもこんなに鮮やかだったのか…という感覚になったほどです。

写真は昨日までに撮影した茶畑の写真。

雲は出ていますが比較的明るい状態です。これでも鮮やかに見えますが、晴れた今日の景色は別格でした。

※写真は明日以降に投稿したいと思います。

そんな今日は少し用事があったので島田市街へお出かけ。

また家庭菜園で育てる野菜の苗などを購入しました。

 

お茶が本格的に始まると時間を確保することが出来ないですし、仮にお茶が休みになったとしてもそれは雨の日になると思うので家庭菜園も行えないですね。

そのため、明日までにそれなりの作業はし終えたいと思っています。

 

いよいよ近付いてきた一番茶シーズン。最終日を無事に迎えられるように取り組んで行きたいと思います。

雲と雨続きの4月中旬

こんばんは。

4月も下旬に入り新緑が美しい季節に変わりつつありますね。

個人的に一年で最も好きな季節です(^^♪

 

そんな桜の季節から新緑の季節へと変わる4月中旬は、曇りがちな日が続き時々雨が降る事が多かったです。

今日も午前中はやや明るいくもり空。

その後夕方からは雨が降り出しました。

 

本当にくもりや雨の日が多いです。

毎日の天気を書き留めていますが、4月の14日以降一日を通して晴れた日はありません。

 

4月5日から13日までは晴れ続きだったので、極端に違う天気が続いている事になるのです。

 

雨は植物の生育に欠かせない水をもたらしてくれますが、くもりや雨の日が続いているためやや日照不足気味。寒い訳ではありませんが、気温も少し低い状態と言えるでしょう。

 

先週くらいまではかなりスムーズに育っていたお茶の芽も、育つスピードがよりゆっくりになりました(^^;)

晴れて夏日くらいまで気温が上がればグンと大きく育つと思うのですが、そのような日が無いためジワジワゆっくり育っています。

 

先週の時点では早い時期から収穫適期を迎えるのではないかと思っていましたが、この頃の天気や生育状況を観ると少し遅れ気味になってきたように思います。

 

遅れ気味になることにより生育や品質などに悪い影響が出る事はありませんが、ここまで晴れの日が続かないと青空と強い日射しが恋しくなります。

天気予報を見ても晴れのマーク1つだけの日がやって来てほしいと思うこの頃です。

『穀雨』 穀物だけでなくお茶の芽の生育を後押しする雨にも…

こんばんは。

今日は二十四節気の1つ『穀雨』です。穀物の生育を支える雨とされていますね。

 

多くの植物が本格的に生育を始める時期ですし、田んぼなどにも水が張られ中には田植えが始まっている畑もあるでしょうか…。

その一方で秋まきの麦などは徐々に成熟する季節にもなりますね。

 

そしてお茶の生育にとっても雨は重要です。

乾燥傾向だと芽があまり伸びず小さくなってしまったり、少しパサついた味気ない葉となってしまいます。

 

土に適度な湿り気があるとそれなりの大きさの芽が育ちますし、葉っぱもしっとりとした手触りになります。

 

もちろん雨が多すぎると逆に水っぽくなりやすいですし病気が発生するリスクも高まるため、適度な雨が降って欲しい所ではあります。

ただ、天候はコントロールできないので難しい所ですね。

 

どのような状況になってもある程度は対応できるようにはしていますが、あまり極端な天気にはなって欲しくないものです。

今年は適度に雨が降ってくれました(^^)/

そのため、良い状態で芽が育ってくれていますね。

 

曇りや雨の日が続いたため、まだ少し芽が小さいですが、晴れて気温が上がれば元気に生長してくれそうです。

 

伸びた芽に少し触ってみましたが、しっとりとしていて質感も良いと思います(^^♪

収穫するにはまだ小さいため、今後どのような状態に育ってくれるのか楽しみです。

2022年の新茶シーズンまで残り一週間

こんばんは。

静岡県内でも早場所を中心に一番茶のシーズンに入りました。また全国的に見ても有名茶産地が続々と一番茶シーズン入りをしていますね。

 

今年は3月までは少し寒い日もありましたが、春めいてから気温が高い日が続いたので一気に芽だ育ってきているように感じます。

川根町上河内地区でも一昨日日曜日に共同の製茶工場の大掃除を行いました。一番茶シーズンを迎えるための最後の大仕事です(^^)/

 

大掃除は無事に終える事が出来ましたが、個人的にその後体調を崩してしまったのでしばらく投稿することが出来ませんでした。

 

日曜日は日ごとの気温も一段と下がったので、今までの寒暖差などの疲れから少し体調を崩してしまったのだと思ます。

今ではしっかりと回復することが出来たため、体調万全な状態で一番茶シーズンを迎える事が出来そうです。

 

逆に一番茶が始まってから体調を崩すことにならなくて良かったと思います(^^;)

ちなみに上河内地区の一番茶は4月24日から始まる予定です!

昨年と同じような日程となりました。シーズン入りからしばらくは手摘みのみとなるため、少し早めに始めて芽が適度な大きさに育つのを待ち、本格的な収穫を始める事となりそうです。

 

今年は気温が高めで5月にかけて雨も多く降りそうなので、少し早めに始める事に至りました。

 

雨が降ったりお茶の芽が濡れている状態では収穫が行えません。

天候の影響で収穫が遅れてしまう可能性も高いため、今年に関しては少し気持ち早めに収穫を進めた方が良いのかもしれません。

もう間もなくやって来る一番茶シーズン。

気持ちがどんどん高まっていきます(^^)/