前回の芝桜&ヒラタアブの投稿に続いて、今回も天敵をより活用するための取り組みについての投稿です。
今回の主役は蜂。それもミツバチなどの蜜や花粉を集める蜂ではなく肉食の蜂です!
肉食でありながらスズメバチのような凶暴さは無い泥バチの仲間の力を借りて行こうという取り組みについての投稿になります。
ちょっとした隙間に
夏、窓を開けているとどこからか泥バチがイモムシを抱えてやって来ることがあります。
本棚や椅子・机などにあるちょっとした隙間や穴を探しウロウロしている姿を度々見かけますね。これは幼虫を育てる場所を探しているのだと思います。
泥バチは竹筒などのちょっとした隙間などにイモムシを入れ、その中に卵を産み付け繁殖する特徴があります。
軒先の竹の竿にはこのような泥の膜が出来ていました。上の状態ではまだ中に食料となるイモムシを運び込んでいたのでしょう。準備が完了すると表面をキレイに均し、内部で卵が孵化そして育つのを待つ段階となります。
泥バチが度々イモムシを運んでいる姿を見かけるため、お茶の防除にも彼らの力を借りられるのではないかと思ったことから今回の取り組みが始まりました!
と言ってもやるのは巣をつくれそうな場を提供するのみ。
程よい太さの竹を切り、日陰に置いたり吊るすだけです。泥バチが巣を作ってくれるか…イモムシを運び込んでくれるかは完全に彼ら次第です。もちろん、防除としての効果があるのかも分かりません。
ですがコスト0で行えるものなので、取り合えずやってみようという所です(^^;)