日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

天穂のサクナヒメを購入

こんばんは。

昨夜から今朝にかけては強い風が吹いていました。たまに東寄りの風になる事もあり、窓が揺れる音で目が覚めてしまう事もありましたね。

しかしながら風が吹いていたこともあり、今朝はそれほど冷え込みが厳しくありませんでした。お昼頃にかけて過ごしやすい陽気となりました。

 

ただ、過ごしやすかったのはお昼過ぎまで。夕方になると急激に気温が下がり始めました。3時を過ぎた辺りからなのですが、一気に寒くなってきたので少しびっくりしたほどです。

そんな今日は午前中は外仕事を、午後はシカの皮のなめしに挑戦!ちょうど洗浄を繰り返していた頃に冷え込んできたので結構寒さが堪えましたね。

 

明日の朝は冷え込みが厳しくなりそうな予報が出ています。しかし、木曜日以降は気温が上がりそうなので寒暖差には注意して過ごしたいですね。

 

ポイントで購入

ブームに乗り遅れた感はありますが、switchのゲームソフト「天穂のサクナヒメ」を先日購入しました。

以前から気になっていたのですが、農作業があるゲームはすぐに飽きる事が多かったので手を出せずにいました。スマホゲームをインストールしても、最初のチュートリアルやほんの数分程度で「何やっているんだろう…」という感覚になることがほとんどでしたね。

 

ただネットショッピングサイトのポイントが貯まっていたので、今回思い切って購入してみる事にしたのです!

まだ3時間程度しかやっていませんが率直に面白いですね(^^♪

 

初夏になるとお茶の作業が忙しくなるので、冬の間に気になっていた本を読んだり映画を観たり、ゲームをするような時間もしっかりと確保したいです。

冬になるとほのかに黄色くなるお茶の葉っぱ

一月は早くも三分の一が終わろうとしています。

私事ではありますがこの間に様々な事をしてきたので、何となく今年は時間の流れがゆっくりなように感じますね。

とは言えダラダラしているとすぐに春がやって来ます。一月は余裕がある季節ではありますがメリハリを付けた生活を心掛けたいですね。

 

黄色味・赤味

秋は濃い緑色が鮮やかだったお茶の木の葉っぱ。

しかしながら、冬になり気温が低下するとこの色が僅かに変化します。どちらも緑色なのですが、秋の緑色と比べると一目瞭然です。

若干ですが茶の木の葉っぱが黄色っぽく、あるいは赤っぽくなっているのが分かるでしょうか。付け根の方は比較的緑色が鮮やかなのですが、葉の先端や表面にしっかり出ている部分は黄色っぽかったり赤っぽかったりしていますね。

 

これは気温の低下によって起きるものなので異常な現象ではありません。

葉緑素の割合が変化するのか、乾燥に対応するためにクチクラ層が厚くなる事が影響しているのか…。様々な要因が考えられますが、冬になると若干葉の色が変化する様子が見られますね。

 

なおお茶の木内部の葉っぱはそこまで変化していません。

変化が見られるのはお茶の木の表層、表面に見えている葉っぱが主です。やはり、寒さや霜の影響を最も受けやすい部分が変化するのだと思います。

 

ご家庭でお茶の木を育てている方へ

今回の写真では若干の色の変化しか見られませんが、もっと黄色っぽくあるいは赤っぽくなることもあります。しかしながら、気温など冬の気象によるものなので特に問題視しなくて良いと思います。

 

ただし葉の裏側も変色している場合は注意が必要です。

葉の裏側まで変色している場合は、葉が枯れていたり病気だと思ってよいでしょう。特にこれからの時期は「赤焼病」という病気が発生しやすい時期になります。

葉脈に沿って葉の表と裏共に変色が見られた場合は注意してください。

穏やかな晴れ続き

こんばんは。

ついに一月も二週目へ突入。駅伝などを見たのがついこの間のようにも、少し前のことのようにも感じます。相反する感じ方ですが、率直にそのような感覚になりますね。

 

なお成人の日がある三連休は7日辺りに雪または雨となる予報が出ていました。昨日は少し雲が目立つ空模様ではありましたが、結局降ることはありませんでしたね。

成人式あるいは二十歳の集いなどが開催されている地域も多いと思うので、この時期は穏やかな天気になってくれると有難いです。

 

なお、今後しばらくは平年よりも気温が高くなる予報が出ています。

今日の最低気温はいつも通り-2℃程度ではありましたが、日中の最高気温に関しては久しぶりに10℃越えの11℃となりました。風も穏やかで、日向にいればそこそこ暖かく感じます(^^)/

また景色もいつもは澄み渡っているのですが、今日に関しては若干霞がかっているように思いましたね。

穏やかな天気が続いているこの頃。このまま極端な天候になることなく、春を迎えて欲しいものです。

ジャポニカ米のような芽とインディカ米のような芽

一月七日。今日は雪が降るのではないかと言う予報が出ていたのですが、結果降ることは無く済んでくれました。いつもに比べれば雲が多い空模様ではありましたが、雪になることは無く良かったかなと思います。

 

ただ私の記憶上、二月頃までは雪が降り積もることがありましたし、三月頃に冷え込みが厳しくなることも…。東京の方だったかと思いますが、桜が咲く頃に雪がちらついたという様なニュースが流れた年もありましたね。

今後しばらくは平年よりも気温が高くなる予報が出ていますが、小寒を過ぎ今後は大寒へ向かうタイミングです。一年で最も気温が下がる時期になるため、十分に気を付けて過ごす必要があると思っています。

 

芽の違い

一月は気温が低く日照時間も短いため、お茶の木は深い眠りについています。ただ二月頃になると休眠から目覚めやすくなり、気温上昇と共に活動を少しずつ始めますね。

現在は休眠真っ只中ですがすでに芽はある程度膨らんで来ているため、どのような芽が伸びて来るのか少しは想像が出来るような状態になっています。

こちらは、早生品種「おおいわせ」の芽です。芽数は多いですが膨らみはほどほどかと思います。また真ん中にある主要な芽だけではなく、その横の側芽も膨らんで来ているのが特徴的ですね。

 

対してこちらは晩生品種「おくひかり」の芽です。

芽数はやや少なめですが、1つ1つがしっかりと膨らんで来ています。「おくひかり」は芽重型の傾向がある品種で、芽数はやや少なめですが1つ1つの芽が大きくなりやすいです。

そのため、萌芽する前の状態の芽でもしっかりと膨らんで来ているのが特徴になるかと思います。

 

個人的な印象ですが「おおいわせ」はジャポニカ米「おくひかり」はインディカ米のような見た目なのではないかと思っています。

同じ植物の芽ではありますが、見比べてみるとちょっと違っていますね。

 

萌芽して生長して来るとより違いは明確になってきます。

「おおいわせ」は家の茶園で最も早く萌芽するため春の到来を告げる品種感があり「おくひかり」はそれより二週間ほど遅れて萌芽するため、春の盛りの終わりを告げるような感覚になりますね。

 

お茶の木の春は「おおいわせ」から始まるため、萌芽の時期がやって来るのがとても楽しみです。

ニホンジカによる食害発生

1月ももう間もなく一週間が経過。あっと言う間の一週間でしたね。そして今週末は雨または雪になる予報も出ています。

ちょうど成人式あるいは二十歳の集いなどが開催される地域も多いかと思いますが、荒れた天気にならない事を願うのみです。

 

ただ外出時は雪が降る前提で動いた方が良いですね。きっとノーマルタイヤで出掛けて動けなくなる…というケースが発生するでしょうし、甘い予想で動いてはいけないといつも思ってしまいます。もちろん、雪装備にしていたとしても絶対安全という訳では無いので、普段雪が降らない地域ではより注意して過ごす必要があるでしょう。

 

南岸低気圧による雪の予想は難しいと思うので雪が降るつもりで行動しますが、ハレの日という事で雪や雨にならない事を願います。

 

今年も食害発生中

数年前から爆発的に増えてきているニホンジカ。お茶の木を踏みつけられる被害が多かったですが、ここ2年ほど前からは食害も発生するようになってしまいました。

食害も年々増加傾向ではありますが、今年(厳密に言えば昨年末からの期間ですが)は被害が発生する時期が今までよりも早いですね(^^;)

正常なお茶の木はこのような状態。夏の間に育てたお茶の葉がしっかりと茂っている状態です。葉っぱは光合成を行い栄養分を作り出す場であり、作り出したり土から吸収した栄養分を蓄えている場でもあります。

その栄養分を新芽に注ぎ込むことで良い一番茶の芽が育ってくれるため、お茶づくりをする上で最も重視しているのが夏の間に葉をしっかりと確保する事になりますね。

 

しかしニホンジカの食害を受けるとこのような状態となってしまいます。

完全に葉っぱが無くなる訳ではありませんが、正常な状態と比べると一目瞭然で葉が少なくなっています。

この状態であっても芽は生きているため春になれば伸びて来るのですが、葉っぱを食べられてしまった事で芽は小さく品質も低下するため食害は地味に厄介なのです。

今年は今まで食われていなかった場所も食われていますし、食害を受け始める時期も早いので今後がちょっと不安ですね。

 

様々な対策はしていますが、正直生息頭数の増加に対応できていないのが実情。またその時の行政の方針にも左右されるので、それに振り回されてしまう事もあります。

厳しい面も多いですがまずは自分たちで出来る事を進めて行くしかないので、今後も出来る事を着実に進めていこうと思います。

ニホンイシガメのその後

こんばんは。今日はようやくお正月らしく神社に初詣、そして厄払いを受けに行ってきました。

私事ながら今年本厄となります。その一方で新たに始める事も多く、特に信心深い訳ではありませんが厄払いを受けておくことにしました。それに、昨年は台風15号による影響などもありましたしね…。平穏な年になって欲しいものです。

 

これでお正月らしいことは全て終わり、明日からは完全に日常生活に戻ります。

今日は軽く保存しておいた写真の整理をしていたのですが、まだ投稿していなかった写真・内容があったため、そちらをまとめたいと思います。

 

ニホンイシガメのその後

昨年、まだ夏本番を迎える前に家庭菜園の畑にニホンイシガメが産卵しにやって来ました。ちょうど鍬などを使用する事もある場所であるため、卵の位置を変え孵化するのを待っていたのですが・・・・

ochagurashi.com

昨年の9月上旬頃に無事に孵化してくれました!

ただ今回は飼育するために卵を保護したのではなく、損傷させる可能性があったため卵を保護したものになります。そのため卵が孵化次第、カメを帰すことは産卵が分かった時点で決めていました。

孵化後は完全に自然任せ。地表に顔を出してきたカメから順次、産卵場所の近くに帰したのです。

しかしながら、これを行ったのは9月の上旬頃。その後台風15号により大雨が降り、川の水が非常に増えたことは記憶に新しいです。

ずっと水中にいる訳ではありませんし、大雨後にもう少し大きなカメが山の中腹部分で見られたことから逃げているかもという希望もありますが、濁流に流されてしまった可能性も当然ありますね。

 

この当時はあのような大雨が降るとは思っていなかったので、仕方がないと言えば仕方がありません。また大雨にならなくても、必ず生き残るとは断言できません。しかしモヤモヤは残ってしまいますね。

希望的な思いになりますが、今年暖かくなった頃にその姿を見せてくれると嬉しいです。

一月のお茶づくり

三が日が終わり今日あるいは明日くらいから仕事初めという方も増えてくる事でしょうか。テレビの放送なども日常に戻るので、お正月の感覚は早速抜けて行きますね。

私個人としては今年厄年という事もあり明日厄払いを兼ねて初詣に行ってきます。すでに獣害対策などの仕事はしていますが、明日をもって完全に日常生活に戻していく事になるかと思います。

 

ただ一月はお茶関連の農作業としてはそれほど行う事がありません。二月になれば春の肥料まきを開始したりするのですが、一月は休眠真っ只中という事もあり基本的には農作業が最も少なくなる時期になるのです。

しかしながら12月にコロナに感染し療養したこともあり、12月に終えるはずだった敷き草作業が終わっていません。そのため一月のお茶づくりとしてはまず敷き草作業を終える所から始めようと思っています。

 

またその他に冬草の草取りを細々と進めたり、シカなどの野生動物が荒らした部分の手直しなどを行う必要も出てきますね。そして獣害対策に直結する捕獲作業に関しても一月中旬までは時間を確保しやすいため、この期間に集中して行う予定でいます。

 

・敷き草

・草取り

・獣害対策(被害の復旧、捕獲)

 

この三つが一月のお茶づくりの中心になるでしょう。お茶の木を直接手入れするような管理では無く、間接的なものが多いのが特徴になるかと思います。

 

お茶の萌芽が始まるのは四月の上旬。あと三か月ほどです。

そして収穫が始まるまでは約四か月。秋のナラシをした時はまだ半年近くの時間が必要でしたが着実にその時は近付いて来ています。

芽の生育に関してはただ待つしか出来ないので、思っている以上に時間がかかるように(特に萌芽後)感じると思いますが、しっかりとお世話をして一番茶シーズンを迎えたいと思います。