日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

茶苗植え付けの植穴掘り

こんばんは。

今日は曇っていたため朝の冷え込みはものすごく低くなったわけではありませんが、日中は雨が時々降っていたこともあり手元の温度計で12℃と真冬の頃のような寒さとなりました。日差しが届けば体感的に少しは気温が上がったと思いますが、今日は時々雨が降る天気であったためお日様による恵みは得ることが出来ませんでしたね。

ただ、風が弱かったのは有難かったです。もし、風が強ければ体感的には気温以上に寒さを感じていた事でしょう。

山の茶畑では霧と言うよりも雲に包まれることもありました。幻想的な光景を楽しむことも出来ましたが結構寒かったので何もせずに外に居続けるのは難しかったです。

 

なお、そんな本日は雨が降っていない時間帯を狙って金曜日に行うチャノキの苗木の植え付け準備を始めました。以前、畝の位置を決める作業は行いましたが、今回はいよいよ植え付けに直接関わってくるものになります。

 

まず本日行ったのは苗木を植えるための植え溝を掘る作業。手作業で掘っていくためそれなりに時間が必要になります。木曜日では無く本日行ったのは、明日(木曜日)は半日ほど所用があり時間を確保するのが難しかったからです。

実際、植え溝を掘るのにかかった時間は4時間程度。ほかにも事前準備があるので木曜日に全て行うのは困難でしたね。弱い雨であれば作業を中断することなく進めたので、何とか本日中に植え溝を掘ってしまう事は出来ました。

 

そして明日は苗の植え付け位置の目印をしていきます。どこに苗を置くのかを石灰などの資材を利用して印を付けていくのです。これも手作業となるので、植え溝を掘るよりは短くなりますが時間が必要なことに変わりはありません。

あとは剪定する高さの目印となる棒を用意したり、荷物を置ける敷物などの準備もする予定です。

 

今回のチャノキの植え付けは初めて尽くしなので順調にいかない事も出てくるかもしれませんが、良い機会になるように準備から力を入れて取り組んで行きたいと思います。

秋晴れの一日と秋の味覚も

こんばんは。

昨日は久しぶりに日差しが届く時間が多い一日になりましたが、本日は朝からしっかりと晴れてくれました。朝露などでずっと濡れたままであった地面も今日の晴れによってだいぶ乾いてくれたことだと思います。最近はこの時期にしては珍しくジメジメした日が続いていたので、たっぷりと届いた日差しがとても有難かったです。

そして明日からは冷え込みがやや厳しくなりそうな予報が出ています。

今日までは気温が高い状態が続いていたので、体感的に気温の変化以上に寒さを感じることになりそうですね。今夜からは少し暖かくして過ごそうかと思っています。

 

その一方で明日からの冷え込みにより紅葉が進んでくれると鮮やかな景色を楽しめそうだな…と期待もしています。

一部の木では色付き始めていますが全体的に見ればまだまだの状態。そして鮮やかさが増していくためにはある程度の冷え込みが必要になるため、ようやく秋らしい光景を楽しむことが出来るようになるかなと思っています。

秋の味覚も無事収穫できましたし、まだ出始めたばかりのものも含めればさらにもう少しの間楽しめそうです。明日からの冷え込みがどの程度のものになるのかは少し気になりますが、程よく季節が移り変わっていってほしいものですね。

シイタケも発生してきていました

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は朝から曇り空。一時冷たい雨が降り地面を濡らすこともありました。カラッとした晴れが最近は無いため、一面に広がる青い空が恋しくなりますね。

ただ、先日の雨と若干高い湿度のお陰により原木栽培で育てているキノコの生長は順調に進んでいます。先日はナメコの生長に関して投稿しましたが、シイタケに関してもキノコが出てき始めているのを確認できました。

打ち込んだ種駒は主に春に発生するタイプのもの。そのため春にシイタケが多く出てくる傾向があるのですが、秋も気象条件的には発生する可能性があり毎年少量ながらもシイタケたちが出てきてくれています。

 

ここ数年はシカに喰われてしまいシイタケを収穫することが難しくなっているので、今回はしっかりと収穫まで辿り着けると良いなと思っています。

遅れ芽や踏み荒らし跡の手直しが多くなりそうな今冬

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は朝から曇り空。曇っていたことで冷え込みはそこまで厳しいものとならず朝露も大したことがありませんでしたが、日中も気温が低いままであり日差しも無かったので体感的には少し寒さを感じましたね。

体を動かすにはちょうど良い気温ではありましたが、雨が今にも降り出しそうな空模様であったため事務作業を主に行う一日にしました。

 

手作業で切っていく日々に・・・

今年は昨年までと比べると秋の気温が高めで推移しています。毎年気温が上がってきている傾向はあるのですが今年は特に暖かいですね。そのため、畑によっては裾部を中心に再度芽が伸びてきてしまう「再萌芽」が発生しています。

出てきた芽が未熟であれば霜が降りるようになったタイミングで凍って枯れてしまいます。そのため霜が降りるようになると自然と無くなるのですが、ある程度成熟すると霜が降りてもそのままです。そうなるとチャノキの表面を乱した状態で一番茶を迎えることになってしまいます。

収穫時に古い葉っぱが混入する可能性が高まるため放置はできませんね。

裾部が中心なので収穫量などに影響するような状態ではありませんが、今年は所用のためいつもより裾刈りを行うのが早かったこと、そして気温が高めなことが影響し再び芽が伸びてくる量が多くなっています。

 

またこのように自然と伸びて来た芽だけでなく、シカやカモシカがチャノキを踏み付けてあるくことにより木の表面が乱れてしまった箇所も多いです。踏み荒らされたところは枝が折られたりするため収穫量にも影響が出てしまうため地味に厄介な被害となります。踏まれたところは枝葉が乱れ飛び出たりしているためそのまま放置しておくわけにもいかず、芽が伸び始める前までには再度しっかりと整えておく必要もあります。

 

あまりにも量が多い場合は春先に再度機械を利用してナラシ作業(化粧刈り)を行うのですが、基本的には手ばさみや剪定ばさみを使用して手作業で切り落としていきます。今年の冬はこの手直しが多くなりそうですが、シカ対策と並行してしっかりと取り組んで行きたいですね。

澄んだ青空と秋の山

こんばんは。

今日は初夏から育ててきたサトイモの収穫を実施。昨年は育てていたサトイモ(八つ頭)がイノシシの被害に遭い全滅。毎年種芋を確保して育て続けていたのですが、種芋すら確保できない状態になってしまいました。

 

その後種芋は近所の方から頂くことができ栽培を開始できるこは出来たのですが、以前の種芋の保管方法では種芋すらイノシシに喰われてしまう可能性があったため管理方法を変更したのです。しかし、その変更した管理があまりうまく行かなく、今年の栽培状態は良いとは言えないものとなってしまいました。

収穫量はとても少なかったものの種芋となるイモは少しは確保できると思うので来年は良い結果を出せるように頑張って手入れをしていきたいと思います。

山も遠目で見ると色付いて来たように感じるこの頃。ただこれは鮮やかに色付いてくれる紅葉なのか、それとも単純に枯れ落ちてしまうだけなのか、現段階でははっきりしていません。

急激に冷え込むのは少し勘弁してほしい気持ちもあるのですが、鮮やかに葉っぱが色付くためには冷え込みが欠かせないので複雑なところ。来週予報されている気温低下が季節をまた一段階進めるものとなりそうですね。

紅葉シーズンへ向かって・・・ 徐々に葉っぱが色付いてきました

こんばんは。

今日は久しぶりに朝から青空が広がる一日となりました。ただ雲が多く快晴の空とは言えない状態。それなりに雲が多く、正直この時期らしい空では無いなと率直に感じました。湿度も高く気温も少しは上がり、汗ばんでくるようなひと時もありましたね。

 

ただ、そんな中でも山の木々の色付きが少し始まったようなところが見えるようになりました。

全体的に見ればまだまだ色付いているとは言えない状態ですが、木の一部や枝の一部で見ればきれいに色が付いている光景も見ることが可能です。ここ数日は最低気温が高めとなっているので色付きが進むことは無いと思われますが、来週は気温が一気に下がりそうな予報も出ていることから少しずつ、でも確実に紅葉が進むのではないかと思います。

 

ここ2~3年は台風などによる暴風の影響があまりなく葉っぱの状態は決して悪くない状態が続いていました。しかし冷え込みがあまり良くなかったり、ナラ枯れやシカの食害で枯れてしまった木があるなどして、遠目で見た時の紅葉の美しさは数年前と比較し減少してしまっているように思います(個人的な感想です)

果たして今年はどのような紅葉を見ることが出来るのか…。鮮やかに色付いてくれることを願いつつ、本格的な紅葉シーズンの到来を待ちたいものです。

原木栽培のなめこがようやく発生

こんばんは。

今日は昨日までと比べると冷え込みが楽になり、一日を通して過ごしやすい陽気となりました。日中は市街へ出かける用事もあったのですが、窓を閉め切った状態の車の中にいるとすぐに汗ばんでくるくらいの状態であり、短い時間であれば屋外であってもシャツ一枚で過ごせるほどでした。

雲が多かったものの日差しが届いてくれたことも多少影響していたかもしれないですね。

 

そんな陽気となった本日ですが、朝からお昼前にかけては濃い霧が出続けていました。

天気予報を見た限りでは晴れに向かうのだろうと思っていたのですが、いつまでも濃い霧が出続けた状態であったため「本当に晴れるのか・・・」と思ったほどです。結果としてはお昼ごろから日差しが届き始めましたが、一日を通した天気の印象はくもりになるかなと思っています。

 

ただ、この湿っぽい天気も決して悪くはありません。

前日からの雨も含め植物などに潤いをもたらすものでしたし、趣味で行っている原木のキノコ栽培にとっても良かったと思います。今年は少し遅れ気味ですが今はナメコが発生する時期です。

今年は気温が高めなこと、湿り気が若干足りなかったことが影響しているのか、平年と比べると出てくるのが遅めとなっています。ほだ木の管理がダメだったのかなとも思いましたがこの頃になってナメコが発生、出てきてくれました。

 

順調にキノコが発生したり大きくなるには、適度な気温と適度な湿り気が必要であるため、最近の雨と若干高い湿度そして徐々に低くなってきた気温がナメコの発生と生長に良い影響を与えてくれることを期待するのみです。