日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

二番茶シーズンは折り返しを過ぎ…

こんばんは。

今日も相変わらず梅雨明けの頃のような空が午前中を中心に広がった川根町上河内地区です。

なお、午後からは少し雲が出始めましたね。ただ曇り具合的に言うと、梅雨空と言うよりも夏の夕立がやって来そうな状態に近いかもしれません。二番茶が始まって以降、本当に梅雨らしい天気にはなっていないので有難いような…逆に大変な点もあるような状態となっています。

 

夜の間に弱い雨が降り地面が軽く濡れていたような日はありましたが、今のところ日中に雨が降り収穫が出来なくなるような日はありません。収穫を行わなかったのは芽の生育を待つために意図的に休みにした1日のみです。

 

来週になると梅雨らしい天気が戻って来そうな予報が出ているので、今週のように順調に収穫を進めるのは厳しいだろうと思います。ただ、今のところ芽の生育を追って収穫を進めることが出来ているので雨となっても収穫し遅れることは無いと思います。逆にまだ芽が小さい区画もあるので、大きくなるのを待つために雨が降っても問題は無いかなと思っているほどでもあります。

 

二番茶シーズンはすでに折り返しを過ぎ、今後終盤へと入っていきます。残り少なくなってきた二番茶シーズンに真摯に向き合い、今年のお茶づくりを良い形で締めくくれるようにしたいものです。

芽の生育を待つお休みと挿し木の実施

こんばんは。

今日も上河内地区はまるで梅雨明けの頃のような天気そして気温となりました。急に暑さが厳しくなったのでまだまだ体が暑さに慣れていませんね。熱中症などのリスクはより高いと思うので、水分補給などをとにかく意識的にしつつ農作業の方を進めていきたいと思っています。

そんな暑さ厳しい本日。天気も朝から晴れとなりましたが、二番茶の収穫はお休みになりました。まだ芽が小さめなこともあり、育つのを待つために時間を空けた形になります。

 

平年であればどんどん収穫が進む頃になりますが、今年は5月下旬から6月上旬にかけてそこまで気温が上がらなかったため、芽は思ったほど大きくなっていません。であれば、芽が大きくなってから二番茶を開始するのも一つの手ではありますが、梅雨時期という事もあり雨で収穫が行えない可能性もあります。

ここ数日はしっかりと晴れた日が続いていますがそれはあくまでも結果論であるため、今日のように意図して休む判断をすることも出来るようになりました。明日からは再び二番茶づくりを再開しますが、一日空けたことにより芽もそれなりに育ってくれたことだと思います。

 

挿し木の実施

今日は天気が晴れという状態ながらも芽の生育を待つために休みにしたため、以前から取り組みたかった挿し木を行いました。

 

今回は趣味程度の挿し木ではなく、将来的に茶畑にするための苗木づくりになります。増やすお茶の木は早生品種の「おおいわせ」苗木の注文書の方に記載が無かったことから挿し木を行う事に決め、一番茶を収穫せずに一部残していました。

 

ただ挿し木用に残していた芽は思っていたほど伸びず、状態は最適とは言えませんでした。量の方も想定したよりは少なかったですね。

それでも現時点で350本程度の挿し木は出来ています。十分な量ではありませんが、少なすぎるという訳でもありません。そして急ぎで苗木を用意する必要のある取り組みでも無いため、まずは今回挿し木した分をしっかりと育てていきたいと思います。

 

最近は晴れて気温が上がっているので土が乾きやすい状態。まだ根が出ていない挿し穂にとっては乾燥は大敵なので、疲れていたり忙しくても水やりは決して忘れないようにしていきます。

暑さ厳しい日が続きます

こんばんは。

川根町上河内地区では昨日より二番茶を始めましたが、昨日に続き今日も暑さが厳しいなかでの収穫実施となりました。急に暑さがましたので、体感的な暑さをより感じていますし疲労感もかなり大きめです。

なお芽がまだ小さいため、明日は育つのを待つために一日休むことになりました。

収穫量はまだ少ないですし、面積的にもそこまで収穫は進めていません。それでも高い気温により疲労感が大きいため、休息を取りつつ芽が育つのを待ちたいと思います。

2025年の二番茶開始

こんばんは。

今日の川根町上河内地区は手元の温度計で最低気温が21℃、最高気温が36℃と今シーズン初の猛暑日となりました。真夏日になることは少しあったものの、いきなり猛暑日となる気温にまで上昇したので気温の数字以上に暑さが体に堪えましたね。

天気も晴れであり、まるで梅雨明けの頃を彷彿させる天候になったと思います。そんな暑さ厳しい一日となった本日より2025年の二番茶を開始しました。

 

芽の大きさ的にはもう少し待っても良いかなと思いましたが、雨が降りやすい時期という事で少し余裕を持った計画を組んでいます。ただ週間天気予報を見ると晴れが続きそうなので、今のところ雨で休みになりそうな日は無さそうです。

そのため芽の生育を待つために意図的に収穫を行わない日を作る予定でいます。

気温が高いので芽の生育は一段と進むことになると思います。今はまだ小さくともすぐに採り頃になる可能性もあるので、茶畑の様子をしっかりと確認しながら二番茶づくりを進めていきたいと思います。

採り頃が近付く二番茶の芽とまだまだ生長途中の芽

こんばんは。

今日は朝方を中心に雨が降り、その後は蒸し暑さを感じる曇り空となりました。気温も高くじっとしていても汗ばんでくるような状態であり、一気に季節が進んだように思います。

なお激しい雨が降る予報が出ていましたが、雨の方は夜の間に激しく降ったのでしょう。朝明るくなった時点では小康状態になっていましたが、川の水は濁り大幅に増えていたので短時間にそれなりにまとまった雨が降ったのだと思われます。

 

そんな梅雨時期らしい天気となっていますが、明日からは暑さが一段と厳しくなり、天気もはっきりとした雨予報は出ていない状態になっています。週間天気予報を見る限りでは梅雨明け頃を彷彿させるものとなっていますが、果たしてどうなる事やらと言った感じですね。比較的気温が低めな過ごしやすい日が続いていた中での厳しい暑さの到来なので、体調管理などにはより気を付けて過ごしていきたいと思います。

 

生育の差が大きい二番茶

川根町上河内地区の二番茶は明後日17日から始める予定となっています。

二番茶の芽の生育は一番茶の収穫が起点となり、一番茶の収穫から大体45~50日が経過すると採り頃になると言われていますね。今年はどうかと言うと、一番茶の開始日から51日が経過した状態での始まりになるので、一日多いもののほぼ目安通りと言っていいでしょう。

実際、一番茶を早めに収穫した畑ではある程度芽も育ってきてくれています。

上の写真は一番茶を最も早く収穫した「おおいわせ」の畑の状態。やや芽が小ぶりな印象は受けますが収穫するに不足はありません。

 

ただその一方で、一番茶の収穫がシーズン後半だった畑ではまだまだ芽が生長途中にあります。

上の写真は真ん中あたりでほのかに茶畑の様子が違っているのが分かると思います。

中央より左側は比較的早く一番茶を収穫した区画でありその分二番茶の生育も進んでいるのに対し、右側は収穫がシーズン終盤であり芽もまだまだ小さいままです。このように同じ畑内であっても二番茶の生育に差があることから、二番茶は一番茶の収穫が起点となっていることを実感します。

 

今年は気温の影響もあり畑ごとの芽の生育差が大きいです。

今後予報通り気温が高い日が続けばどんどん芽も大きくなっていくと思いますが、場合によっては芽がある程度育つまで時間を設けることも考えつつ二番茶づくりを進めていきたいと思います。

6月17日より二番茶開始

こんばんは。

今日は実に梅雨らしい蒸し暑さを感じる曇り空の一日となりました。天気予報を見た際はもっと晴れるかと思っていましたが、期待通りにはいきませんでしたね。それでも雨が降らなかったこと、雲が空を覆っていたもののある程度の明るさがあり気温も少しは上がったのでお茶の芽の生育も少しは進んでくれたと思います。

ただ平年と比べると生育に時間が掛かっている事には変わりありません。

二番茶の収穫は一番茶の収穫から45~50日がめどになり、それに当てはめると次の土日辺りには始まっても良いくらいなのですが、今年の開始日はもう少し先の事になります。

本日夕方の会合で二番茶の開始日は17日に決定。ただ、この日に収穫できるのは限られた面積になるでしょう。その後も続けて収穫を進められるかは分からないので、生育があまり進んでこなければあえて休む日を設けるかもしれません。

 

かと言ってある程度芽の生育が進むのを待っていると、収穫し遅れる可能性が高まります。二番茶は梅雨時期と重なっているため、雨が降りやすい傾向にあります。そして雨が降っていたり、雨が降っていない状況であっても雨露や朝露で濡れていれば収穫は出来ないので、予定通り収穫を進めることは出来ない前提で計画する必要があります。

そのため現時点ではまだ芽が小さいものの早めに収穫を始め、芽の生育を追って収穫を進めていく事になりました!

 

今年の二番茶がどのようになるかまだはっきりとは分かりませんが、良い物を作れるように力を入れて取り組んで行きたいと思います。

想定以上に生育に時間が掛かっています

こんばんは。

まとまった雨となった昨日に続いて今日も午前中を中心に雨が降りました。雨が多いまさに梅雨らしい天気と言えますね。気温は数字的にはそこまで高く無いのですが、体感的には昨日は寒さを、今日は蒸し暑さを感じています。今日の方が若干気温が高めではあるのですが、ここまで体感に差が出るとは思いませんでしたね。

今年は昨年と比べるとやや気温が低めな傾向となっています。

そのことも影響しているのか、二番茶の芽の生育は想定以上に時間が掛かっていますね。一番茶の収穫から45~50日経過すると二番茶が採れるようになると言われているのですが、今年は50日は確実に必要になりそうな状態です。

 

明日は取り合えず晴れ予報が出ているため、晴れて気温が上がることでお茶の芽の生育も多少は進んでくれることだと思います。それでも、収穫が出来るようになるまでにはまだ時間が必要な状態なので状態がガラリと変わることは無いでしょう。