日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

「かなえまる」「ゆめするが」の三か月間

今回はまだこんにちはの時間帯での投稿となります。

本日は午前中を中心に澄んだ青空が広がり、強い日差しとやや高めの気温が地味に体に堪えることとなりました。ただ、夜の間はまだしっかりと気温が下がってくれています。熱帯夜になることは今のところ無いので、この点に関しては助かっていますね。

 

今日は投票には昨日期日前で済ませていたので、幼木園の管理(草取り)を中心に進めました。もう空調服無しでは日中の外作業は行えないですね(^^;)

 

幼木園には昨年の秋に「かなえまる」の植え付けを行い、今年の春には「ゆめするが」の植え付けを行った段階。しかし、植え付けたお茶の木たちからはしっかりと芽が伸び、少しずつではありますが大きくなってきています。今回は萌芽が始まったばかりの状態から現在の約3か月間の様子をまとめようと思います。なお写真メインになります。

 

かなえまる

「かなえまる」は昨年の秋に植え付けたお茶の木になります。植え付けた苗木は2年生であり、この後投稿する「ゆめするが」が1年生であったため両者を比較すると「かなえまる」の方が現時点では大きくなっています。

ただ、芽が伸び始めるのは「かなえまる」の方が遅かったですね。品種の傾向的に植え付け初年は緩慢になりやすいとの評価受もけているようです。

それでも現時点でここまで大きくなっていれば申し分ありません。今後もしっかりと芽が伸びて欲しいですね。

 

ゆめするが

「ゆめするが」は1年生の苗木であったため、植え付けの時点で「かなえまる」よりも小さい状態となっています。また地上部だけでなく根の量も少ないためとにかく活着し、今年1年しっかりと育ってくれるだけで十分だと思っています。

根の張りはまだまだ不十分だと思うので、水の管理にも気を付けていきたいと思います。

三番茶芽も膨らみつつあります

7月も気が付けば間もなく下旬に突入する段階になりました。今月は月初から晴れが多めで気温も高い状態で推移していることから季節的な変化をあまり感じなかったことから、時間の流れをより早く感じているところです。

そんな本日は、昨日刈り落としをした深刈り園の防除、資材の購入をしに出掛けるなどして過ごしました。防除は葉っぱに傷が出来ることで発生しやすくなる「綸斑病」の対策になります。深刈りした畑では葉や枝の量がまだ少ないため、今後の生育を考えるとしっかりと守り残していきたいところ。その一方で「綸斑病」は感染から発病までの期間が短く、何か対策する場合は葉に傷が出来る刈り落としや収穫などから2~3日以内に防除しなければ効果は無いので、今回は基本に倣い対応した形になります。

 

そして今後は三番茶芽が伸びていく季節。三番茶芽も少しずつ膨らんできています。今年は生育のばらつきがやや大きく、すでに萌芽し生長し始めている芽もあったりしますね。

三番茶芽もしっかりと残したい部分になるので、病気や害虫による被害から葉を守るために防除も行う予定です。実は収穫する場合よりも収穫しない場合の方が病害虫対策に力を入れて取り組んでいたりします。

と言うのも収穫や刈り落としを行う場合は、病気が出やすい部分出ている部分を除去したり、害虫が発生しやすいところを取り除くことになるため病害虫対策の一面があります。その一方で、葉っぱを残し続ければその分病気になる可能性が高まったり、害虫などが繁殖し後々大きな被害が出たりするので、より注意する必要があったりするのです。

これからの時期は天敵たちの活動も活発になっていきます。天敵たちの害虫を抑える効果は無視出来ず何なら人の手による対策よりもよっぽど効果的。そのため、天敵たちの力を借りつつ足りない部分は補うような形で防除を行い、良い枝葉となることを目標にお茶の木を育てていきます。

深刈りした畑での刈り落とし作業

火曜日より続いていた雨模様は今日の午前中、早い時間帯で一旦終わりとなりました。今日は朝から晴れてくれるかと思っていたのですが、朝方には雨が降る時間帯もあり日中も雲が優勢の空模様。カラッとした晴れにはならず蒸し暑さが堪えましたが、それでも久しぶりに青空を見ることができ清々しい気持ちになりましたね。

作物の生育の事を考えると適度に雨は降って欲しいですが、雨と曇りの日が続いていたので今はカラッとした晴れが恋しくなります。

 

刈り落としの実施

今日は以前から予定していた深刈りした畑で芽の刈り落としを行いました。

この雨の期間にまた少し芽が大きく色合いも良く変化し、収穫したくなるくらいの状態になっていました。

ただ、芽ぞろいは少し悪い部分もあります。また葉がたくさん茂ってきていることは嬉しいのですが、たくさん茂っていることで内部の方で病気が蔓延する可能性があります。特に山間部と言う地域柄「もち病」の発生が怖いです。

 

そこで芽ぞろいを揃え、病気などを少しでも防ぐために刈り落としを行いました。

写真左側部分が刈り落とし後のお茶の木、右側が刈り落とし前の状態です。刈り落とし後もしっかり葉を残すようにはするので、深刈り直後のように茶色い畑に戻ることはありません。そして、残した部分の葉っぱや茎が充実すれば再度芽が伸びてきます。

 

なお、芽の生育状況によっては刈り落としを行わないこともあります。ただ、ここ数年は毎回この時期に刈り落としをしていますね。

大まかな傾向ですが、一番茶終了後直ち(5月中旬頃)に深刈り・中切りを行う場合はこの時期に刈り落としが必要になるくらいまで芽が伸びてくるため刈り落としを実施。一番茶終了後、他の管理作業をまず進め二番茶の芽が膨らみ始めた頃(6月上旬頃)に行う場合は、この時期になっても芽が再生しつつある段階なので刈り落としはしません。

 

刈り落としを行えるような状態の方が、翌年の一番茶の収穫量が増えやすくなるなどメリットがあるのですが、夏場の天候などに生育が左右されやすくなる怖さもあります。高温で少雨になってしまえば刈り落とし後にあまり芽が伸びてこない可能性もありますし、少雨(乾燥)傾向だとハダニ類が発生しやすくなり被害を受けることもあります。

実際昨年は高温少雨、そしてそれに伴うハダニ類の多発の影響をもろに受けてしまいました。

 

今年はどうなるのかはっきりとしたことは分かりませんが、出来るお世話はしっかりと行い大切に育てていきたいと思います。

雨3日目

火曜日から降り出した雨は今日で3日目に。今日は昨日や一昨日以上に雨が降る時間が短く曇りの時間が長かったです。ただ、時々雨がパラつく感じだったので天気が晴れへと向かう様子は見られませんでした。

この3日間の雨により土は十分に湿ったので、お茶の木などの生育に関しては恵みの雨となってくれたと思います。

 

夏時期は気温が高く水分消費が激しいため、1週間から10日に1回程度の頻度で雨が降って欲しいところ。しかし、近年は夏場に少雨になりやすく乾燥の影響を受けやすくなっていると思います。気温も年々上昇傾向にあり、夏場の生育は厳しい状態にあると言えるでしょう。

 

今年も夏の暑さは厳しくなる長期予報が出ているので、後は適度に雨が降りつつしっかりとお茶の芽が育ってくれることを願うのみです。

金曜日には深刈り園のナラシを実施

激しい雨予報となっている2日目。本日も雨が降る天気となっていますが、実は午前中はほぼ雨が降ることなく午後も降ったり止んだりであり、雨が降っている時間よりも降っていない時間の方が長いように思います。

また、かなりの大雨になるのでは…とも予報されていましたが、今のところ極端な大雨にはなっていませんね。川の水も少しは増えましたが、茶色く濁った水が大量に流れるような状態にはなっていないので、当地区においては雨量的にはそこまで多くは無いのかなと思います。

 

ただ、明日にかけて雨が降る予報が出ていますし、特に今夜から朝にかけてはまとまった雨が降る予報も出ています。決して慢心はせず注意していきたいと思います。

 

深刈り園のナラシ

一番茶後に深刈り作業を行った畑は作業から約2か月が経過しました。これだけの日が経過すると再生してきた芽により、すでに緑色の畑へ戻っていますね。

作業をしてからしばらくは枝が直に見えているため茶色っぽく見えるのですが、今ではその様子は見られません。

※下の写真は雨前に撮影したものです。

このまま芽を伸ばしっぱなしにしても悪くは無いのですが、この時期にこれだけの芽が伸びていれば一旦刈り落としを行った方が個人的には良いかなと思っています。

刈り落としを行うことで上へと伸びる生育は一旦止まってしまいますが、今伸びている再生してきた芽は生育のばらつきが大きくその後の生育にも影響が出てしまいます。一旦刈り落とすことでばらつきをある程度は揃えることが出来ますし、芽数も少し増やすことが出来るため翌年春の収穫量増にも繋がりますね。

ただ、後者の収穫量増は今後の管理を上手く行うことが必須です。

 

昨年は同じように管理をしましたが、夏の高温と少雨それに伴うダニの多発によりお茶の木に大きなダメージを与えてしまいました。そのため、今年の一番茶および二番茶の収穫量は普通の畑と比べると三分の一以下程度しかありませんでしたね。

天候はコントロール出来ないので高温および少雨の影響は仕方が無い面もありますが、そのような状況になるとダニなどが発生しやすくなります。それが知識としてあったとしても迅速に対応することが出来ず、結果として生育を阻害させてしまったのは昨年の大きな反省点でした。

 

今年の天候はどうなるか分かりませんが、こまめな観察を行い出来る手入れはしっかりと行う事を心掛けたいと思います。その第一段階となる夏場のナラシ作業、こちらを雨が止むであろう金曜日以降に進めていく予定です。

雨の茶畑

7月も早いものでもう折り返しに。

平年であれば梅雨が終わり始め夏本番へと移り変わるタイミングになるかなと思いますが、今年は早い梅雨明けにより暑い日がすでに続いています。日数的には暑い日が続いている事に変わりないのですが、体温を超えるような暑さの日が今のところ無いのは少し助かっています。

昨年は7月のこの時期から37℃や38℃という体温越えの気温になる日があったことはインパクトが大きかったですが、今回このブログで気温の事を書かなければ思い出さなかったので遠い昔の事のようにも感じます。

 

まだ夏本番は始まったばかりなので今後どうなるかは分かりません。あまり極端な天候にならないことを願うしかないですね。

そんな本日は朝から雨が降ったり止んだり。雨が降っている時間の方が長く辺りが白くなるほどの強い雨が降る事もありました。ただ、昨日までの天気予報で想定していたのと比べるとそこまでの大雨にはなっていないかなと思います。極端な大雨になることを心配していたので助かりました。

 

そしてお茶の木の生長の観点からも今回の雨は有難いです。

ある程度の時間をかけてたっぷりと雨が降っているため、土に十分な水分を与えてくれるものとなっているでしょう。

雨が少なければ土への水分供給は足りないですし、逆に激しく降る雨であったとしても激しく降ると水が土にしみ込む前に表層を流れてしまうため内部の方にはあまりしみ込むことなく終わってしまう事もあります。これは軒下などに置いたプランターの土をカラカラに乾燥させてしまった後、たっぷりと水やりをしても土が湿りにくかったりするのと同じような感じです。

 

今回の雨は激しく降る時間帯もありますが、ある程度時間をかけて雨が降ってくれています。また最低限明日も一日を通して雨が降ってくれそうなので土はしっかりと湿ってくれることでしょう。極端な大雨になるのは少し怖いですが、土への水分供給を考えると降雨がある事に期待しているところです。

嵐の前の快晴

こんばんは。

本日の川根町上河内地区は午前中を中心に良く晴れた空が広がりました。ただ、お昼を過ぎたころになると雲が目立ち始め、夕方にはついに雨が降り出しましたね。今の所雨は降ったり止んだり。そこまで激しく降ってはいないものの、大雨になりそうな予報も出ていることから今後の雨の降り方には注意していきたいと思います。

 

ただ、農家視点としては今回の雨は有難いお湿りでもあります。今シーズンは今のところ雨が少なめな傾向にあり、作物の今後の生育を支えるためにも土を十分に湿らせる雨が降って欲しいと思っているところです。

なお、本日は主に草取りを実施。晴れて気温が上がっている状態であれば、草を抜き土を払えばすぐに乾いて枯れ始めてしまいます。そのため、その場(茶畑の場合畝間部分になります)に放置しても枯れてくれるのですが、雨が降ったり土の払い落としが不十分だと再度根付いてしまう事もあります。雨で土が湿った状態だとこの傾向になりやすいので雨が降る前に少しは草取りを進めたいと思い、本日は草取りに主に取り組みました。

 

雨は3日ほど続きそうな予報が出ているので、この日々は事務作業を進めるとともに今年の一番茶および二番茶の振り返りを行い、これからのお茶づくりに活かしていきたいと思います。