日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

秋らしさが増してきました

9月も残り一週間となりいよいよ終わりが近付いてきたことを感じるこの頃。もう少しで10月が始まるという事もあり、月の終わりだけでなく2025年の終わりも少しずつ意識するようになりました。

最近は空の雰囲気や気温から秋らしさを感じることが増えてきました。気温は平年と比べるとまだ高めだとは思いますが、先週までの厳しい暑さから一気に下がったことで、体感的には寒さを感じることもあるほどです。

 

今年の夏は厳しい暑さが長く続いていたので、この過ごしやすい陽気が続いてほしいものです。

「やぶきた」と「さやまかおり」 品種でだいぶ違って見える茶畑

こんばんは。

先週までの厳しい残暑から一転、今週は気温の数値的にも体感的にも涼しいくらいの状態が続いています。今朝は手元の温度計で最低気温が17℃、最高気温が26℃と正直朝に関しては肌寒さを感じる数値となっています。一週間ほど前は最低気温で23℃ほど、最高気温で33℃ほどだったのでかなり気温差が大きいと言えますね。

ここまで気温差が大きいと体調を崩しやすくなると思うので、体調管理などには気を付けて過ごしていきたいものです。

 

品種で違う茶畑の雰囲気

前もたまに紹介することがあった「やぶきた」と「さやまかおり」が同一の畝に植えられている畑。今回も同じ内容になってしまいますが、今年はそれぞれの品種がより品種の特性が出るような形で育っているため、違いが分かりやすい状態となっています。

茶畑の一部区画ですが、色合いが違って見える所があるのが分かるかと思います。今年はこのような形でより明確に違いが出てきていますね。

 

近くで見るとこのような感じ。

写真中央より左側が「さやまかおり」右側が「やぶきた」です。

「さやまかおり」の方が芽が密集しているような感じで色合いも濃く、葉っぱが立ちあがっている姿をしているのが分かると思います。

近くでそれぞれ撮影するとこのような状態。

「さやまかおり」

「やぶきた」

 

そのため、一枚目の写真のように緑色が濃い部分として明確に差が出てきているのです。

 

お茶にも様々な品種があり栽培されているのですが、ブドウなどのように明確な見た目の違いが出ることは少なく、どうしても似た傾向があります。しかし見比べると明確な差がある事が分かる品種もあり「さやまかおり」はその見た目から違いが出やすい品種と言えるでしょう。

 

こちらの畑では同一の畝に2つの品種が植えられているため、品種による被害がより明確に分かるようになっています。同じ畝と言う特性上、管理方法は同じものを同じタイミングで実施する形になりますが、その分より品種の性質が出やすくなるので特徴を学ぶには良い区画かなとも思っているところです。

シカの増加により激変してしまった草地

先週までの軽く体を動かしただけで汗をかく気温から一転、今日は晴れて日差しが届きながらも気温は涼しめで風もある事でだいぶ快適に過ごすことが出来ています。本日から茶畑周辺の草刈りを始めたところなのですが、気温を中心とした環境の変化があまりにも大きく体調を崩してしまいそうです。

 

草地の変化

今日から始めた茶畑周辺にある草地の草刈り作業ですが、生えている草はワラビばかりということで柄の長い鎌で草刈りをするようにしています。草刈り機(チップソー)でも刈ることは出来るのですが、たまに茎部分が絡まったり、草を上手く動かすことが出来ないのが地味に負担になるので鎌で刈るようになりました。

なお4年ほど前は人の背丈ほどのススキが生えていました。

ただ、シカの影響により草地の環境は大きく変わってしまったのです。

時期によってはユリ類やホタルブクロ類が咲いたり、ヨモギなど多様な植物が見られたのですが、今ではワラビがほとんどです。そして中には植物が生えてこない場所も出始めてしまいました。

これは、シカが同じ場所で何度も植物を食べたり斜面を歩くことで起きてしまったことです。もっと低頻度で食べるのであれば影響は限定的になると思うのですが、シカが大幅に増えてしまったことにより植物が生えてこない場所が生まれるほどになっています。

このような状態になるとまず石や土がポロポロ落ちてしまいますし、場合によっては斜面が崩れてしまう事もあるでしょう。

 

このような状態になるまでにかかった期間はたったの4年。日々暮らしていると以前からシカによる被害を受けていたように感じてしまうのですが、今まで書いて来たブログを振り返るとたった4年間の間に変化したことなんだと実感せざるを得ません。

 

シカによる問題

そしてこれは草地だけでなく山林内でも発生していることです。

シカが樹木の皮を剥いで食べてしまう事で枯れてしまう木が出てきていますし、種から芽が出たばかりの木や芽が育ち始めて数年以内の木は完全に食べられてしまいその姿を目にすることは無くなりました。せめて若い木が育つことが出来れば古い木から若い木へ代替わりすることで環境が維持されていくのですが、その未来ある若い木が育つことが出来ないため山林も荒れてしまいます。

 

また、シカが食べない特定の植物ばかりが繁茂してしまったり、もともと草地などを住みかとしていた生き物が生きにくい環境に変化してしまったりもします。

実際、今まではたまに見かけることがあった「カヤネズミ」は、シカがカヤ(ススキ)を食べてしまう事で今ではほとんど目にすることがありません。

野鳥が巣を作った痕跡も滅多に見られなくなり、今回数年ぶりに写真に写せたほどです。

 

農地には柵やネットを設置したり、狩猟などの捕獲事業にも従事することがありますが、シカの増加に対応し切れていないのが現状です。シカが増えたことにより農林業など我々人間の生活に影響が出ているだけでなく、シカを含めた野生動物が生息しにくい状況をシカ自身が作り出してしまっているので、出来る範囲で対応していきたいところですが、手間もお金も必要ですしそう簡単に行かないのが難しいですね。

秋らしさが増してきました

こんばんは。

9月もついに下旬に突入。先週の後半まではかなり暑さを感じていましたが、金曜日くらいから気温が低下、土曜日は雨が降ったこともあり体感的に肌寒さを感じるほどでした。気温も金曜日は24℃土曜日は22℃までしか上がらず、これはほんの少し前の最低気温水準となります。

流石にこの気温は一時的な物になるとは思いますが、段階的に秋らしい気温に下がってくれるのではないかと思っているところです。

今後行う秋のナラシ作業などは、気温を考慮する必要があるものになります。来年の春に伸びる芽がしっかり準備できるように可能な範囲で早めにハサミを入れたいのですが、ハサミを入れた後に暖かい気温が続くと来年の春に伸びる芽が育ちすぎてしまい年内に萌芽したり冬の寒さでダメになってしまったりします。

 

そのため年内に萌芽したり芽が大きくなり過ぎないくらいの気温になったタイミングで、なるべく早くナラシ作業をするのがベストなのですが、正確にそのタイミングを計るのは天候次第な面があるので困難でしょう。

大まかな気温の推移を考慮し、長期予報なども参考にしながらいつ作業を実施していくかを決めていく事になります。

浅耕作業も完了 これにて秋の肥料まき全行程終了

こんばんは。

昨日は晴れて気温が上昇。その一方で風はそこまで吹いておらず、朝露でびっしょりと濡れたお茶の葉っぱはお昼近くまで完全に乾くことはありませんでした。そのため、作業は長靴と合羽のズボンを履いての実施となりましたが、通気性が悪いためかなり汗をかきます。

取り組んでいた浅耕作業は機械を使用するので労働の負荷的にはそこまで大きくありませんし、空調服も利用することが出来るのですが、それでも気温以上の暑さを感じることになりますね。それもあってか軽い熱中症のような感じになってしまい、午後は作業を行うことが出来ませんでした。

浅耕作業の完了は本日午前中に持ち越すこととなりましたが、それでも無事に終えられたのは良かったですね。平年よりも日数がかかりましたが、これにて秋の肥料まきの全工程を終えることとなります。

今後の予定としては茶畑の草取り、周辺の草刈りを予定しています。そして来週後半くらいからは裾刈りを開始。9月末頃からは、いよいよ来年の一番茶へ向けてお茶の木を刈り整える段階に入ります。

今日も浅耕作業

こんばんは。

9月も折り返しを過ぎ後半が始まりました。気温は平年と比べるとまだまだ高いですが、確実に低下傾向にあると思います。彼岸花も確認できるようになってきましたし、このまま順調に季節が進んでほしいものです。

本日も農作業は昨日に続いて浅耕作業です。ただ、お昼頃からほかの用事があったため3時間程度しか行っていません。それでも3時間行えたことで、特段問題が無ければ明日一日作業を行えば終えられる段階にまで来ました。あと少し頑張っていきたいと思います。

浅耕作業開始

9月もついに折り返しとなりました。相変わらず暑い日々が続いていますが、土曜日の雨以降少し気温が下がったような印象も受けます。完全に涼しくなるのはまだ先の事になると思いますが、着実に季節は進みつつあるのでしょう。

ここ数日はややどんよりとした空模様になることが多いので、カラッとした秋らしい青空が待ち遠しくあります。

 

そんな本日の午前中は比較的日差しが届きましたが、どちらかの方向には灰色の雲が広がり雨が降りそうな様子も見られました。午後からは明るめの曇り空でしたが、全面的に雲が空を覆い、山の高い位置は雲に隠れるなど低い位置まで雲が降りてきていましたね。

肥料まき作業はすでに終わったので雨の心配はそこまでする必要が無いのですが雨の気配は常に感じていた一日であったと思います。そんな今日から茶畑の方では土とまいた肥料を混ぜ合わせる浅耕作業を始めました。

秋の肥料は菜種粕や魚粕主体の配合肥料になります。土と混ぜ合わせ、微生物たちの力を借りることで肥料としての効果をより得ることが出来るようになります。また、表面に肥料があるだけでは大雨が降った際に流されてしまうこともあるので、その対策的な面もあります。

 

今週は天気も安定していそうなので、浅耕作業は週の中頃までに終えて草刈り作業などへ移れるようにしていきたいと思います。