日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

緑肥作物

先日、雨が降ってから

天気は良いものの寒い!!

 

特に朝は寒いですね。

起床後すぐに、暖房のスイッチを

入れている今日この頃です。

 

土づくりのために!

農業で大切なこととして

「土づくり」があります。

 

近年では水耕栽培も広まってきていますが

土と農業は切り離せない関係だと思います。

 

作物を育てるということは

同時に良い土を作ることでもあると思うので

昨年から緑肥について勉強を始めました。

 

良い土とは

作物が良く育つ土には

いくつかの条件があります。

 

まずは土の柔らかさ。

硬すぎると根が伸びにくいため

適度な柔らかさが必要です。

 

柔らかい土では

空気がたくさん含まれているため

根が窒息してしまうこともありません。

 

次に必要なのは排水性・保水性です。

土が乾きすぎてしまえば

植物は枯れてしまいますし、逆に

水分が多すぎると根が腐ってしまいます。

 

また㏗も重要です。

多くの作物は㏗7の中性を好みます。

 

しかし日本では雨の影響で

土が酸性に傾いてしまうため

苦土石灰などで中和してあげます。

 

ちなみにお茶はというと

㏗4~5の酸性を好む植物です。

 

他にもいくつかの条件がありますが

以上の点を満たしていると

良い土と言えるでしょう。

 

団粒構造をめざして

良い土とは団粒構造ができた土です。

 

団粒構造とは、土の粒子がいくつか集まり

その集まりがたくさんある構造のことです。

 

隙間がたくさんできるため

通気性や排水性が向上します。

 

団粒構造にするためには

たい肥などの有機物を畑の土に

混ぜることが必要になります。

 

有機物を入れることにより

土に住む生物(ミミズなど)が

住みやすくなるのです。

 

牛ふんや鶏ふんなどのたい肥は

ホームセンターでもたくさん販売されていて

価格も手ごろなので、利用しやすいです。

 

またたい肥などのほかに

緑肥(りょくひ)も有効です。

 

緑肥の力

緑肥は実や葉を収穫するのではなく

畑で育てて、土にすき込む作物になります。

 

すき込むと有機物が増えるので

土の団粒化を進めることができます。

 

また緑肥には他にも効果があります。

 

ライムギやエンバクといった緑肥には

線虫という害虫の密度を低くする効果があり

レンゲなどの植物は根粒菌により

空気中の窒素を土に固定する効果があるのです。

 

レンゲの栽培

家庭菜園で利用している畑の土を

少しでも良い状態にしたいと思い

昨年から緑肥を導入することにしました。

 

初めての緑肥として選んだのはレンゲ!

 

マメ科植物のため根に根粒菌が付き

窒素を固定できること

栽培する作物が少ない冬に栽培できること

これらのことからレンゲを選びました!

 

昨年の11月に種を蒔き、花を少しの間

楽しんでからすき込む予定でいます。

 

現在はこのような状態です。

 

日当たりが悪いため

成長スピードはゆっくりだと思います。

 

霜や寒さに耐えながら

じわじわと成長しています。