おはようございます。
昨日は二回目の肥料ふりを行いました。
立春を過ぎてから
少しずつ農作業が増えています。
今回の肥料は
有機率が70%ほどの
配合肥料です!
ビニールの袋ではなく
紙製の袋に20kg入っています。
中の肥料はどのような物かというと・・・
このような粉状の肥料になっています。
小さな白く丸い肥料が
配合してある化学肥料でしょう。
有機質肥料だけでは足りない
マグネシウムという養分などを
補填しています。
今回の肥料は
粉状で乾燥している肥料ですが
”さらさら”な状態ではなく
少し”しっとり”としています。
この肥料を今回も
茶の樹と茶の樹の間の
畝間へ撒いていきました。
この季節の肥料はお茶にとって重要で
一番茶(新茶)の品質に大きな
影響を与えます。
また時期だけでなく
有機質が多い肥料であるほど
お茶の品質が良くなるため
2回行う春肥は有機質が
メインの肥料なのです。
春肥は今回で終わりですが
新茶の収穫までにあと一回、
肥料を撒きます。
3月に行う施肥で
芽出し肥と言われている肥料です。
芽出し肥を撒き終わると
いよいよお茶の芽が
目に見えて大きくなっていきます。
雨が降って欲しい!
肥料は撒いて土に混ぜるだけでは
効果を発揮できません。
水に溶けることで
植物に吸収される形へと
姿を変えることが出来ます。
上河内の茶畑には
水を撒く設備はないため
水は雨に頼るのみです。
しばらくの間、
雨が一切降っていないため
そろそろ一雨欲しい所です。
これからの季節は
雨が降るごとに植物の姿が
変化していきます。
約1か月後には
桜が見ごろとなる川根地区。
少しずつ変化していくその姿を
しっかりと見ていきたいと思います。