日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

盛夏の茶畑

こんばんは。

全国的に暑い日が続いていますが

上河内では連日32、3度ほどの

最高気温になっています。

 

しかしここ数日間は雲が多く広がり

じりじりとした日差しではないものの

湿度が高く、体にまとわりつくような

鬱陶しい暑さとなっています。

熱中症には本当に注意が必要ですね!

 

今回は久しぶりに茶畑の様子を投稿します。

 

二茶後の畑

上河内地区では6月の中下旬の頃に

「二番茶」の収穫が行われました。

 

「二番茶」というのは

新茶と言われる「一番茶」の次に収穫できるお茶の事で、

一番茶と比べて苦味が強い等といった特徴があります。

また香りも少し弱くなります。

 

そのため二番茶の価格は安く

ペットボトル茶などの原料や

とても価格の安いお茶として販売されます。

 

品質は一番茶と比べれば劣りますが

”美味しくない”わけではありません。

淹れた時にさっぱりとした味になりやすく

健康成分「カテキン」もたっぷりです。

 

お茶は嗜好品であるため

二番茶の方が好きだ

という方もいることでしょう!

 

二番茶の収穫後には

一番茶後と同じく『ナラシ』といって

機械でお茶の葉を刈り落とし

茶の樹の高さを整え、樹の表面を

キレイにする作業を行います。

 

今の畑はこの『ナラシ』作業が

終わった後の畑になります!

 

春からの茶畑と比べると

緑色がだいぶ濃くなっています。

 

『ナラシ』で刈り落とす位置が低いと濃くなり

高い状態であれば1、2枚目の写真より

もっと明るい葉の色になります。

 

なぜ低いと濃くなるかというと

低い所にある葉は、上の葉の陰により

お日さまの光があまり当たりません。

すると葉緑体をたくさん作るのか

自然と濃い色の葉になるのです。

 

今回は影を作っていた上の葉を刈り落としたため

写真のように濃い色の葉になっているのです。

 

ちなみに二番茶後の『ナラシ』

この刈る高さは農家さんによって全く異なります。

上河内ではほとんどの人が

写真のようになる高さで『ナラシ』をしていますが

例えば牧之原ではもっと高い位置で行っています。

そのため(写真を撮ることは出来ませんでしたが)

ナラシをした後の畑の様子はだいぶ違います。

 

ナラシ位置の違いではないですが、

二番茶を収穫後そのままにしてある畑があるので

その畑の写真を投稿したいと思います。

上の写真、二枚と比べると

茶の樹の色が違うのがはっきり分かると思います。

黄緑色の若い葉っぱや芽があるため

このように黄緑色になるのです。

 

ちなみにこの畑がそのままの状態なのは

作業をサボったからではありません!

この畑は改植(かいしょく)といって

これからお茶の樹を植え替える作業を行っていきます。

植え替えるために、これから冬までに

現在植えられている樹は全て抜くため

『ナラシ』などの作業は行わないのです。

 

改植については

これから時期が来たら投稿します(^^)/

 

今は濃い緑色のお茶の樹ですが

もう少しすると芽が伸びてきて

再び黄緑色が辺り一面を覆います。

 

夏の青空と葉が生い茂った茶畑は

一番茶の頃とはまた違った美しさになります。