日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

防除作業

こんばんは。

台風が過ぎ去ってから二日…

今日は一日中快晴となりました。

 

やはり朝からスッキリと晴れてくれると

気持ちも自然とスッキリとします(^^♪

 

台風、そして昨日の雨と雨続きでしたが

今日は天候も回復したため、防除作業を行いました。

 

嘘偽りなく伝えます!

防除(ぼうじょ)作業の1つ「農薬散布」

今日はお茶の樹を害虫や病気から守るために

農薬の散布を行いました。

 

まず手前にある機械ですが

これは「動力噴霧機」という名前です。

通称「動噴(どうふん)」と略して読んでいますね!

 

農薬をポンプで吸い、圧力をかけて送り出す機械です。

この機械が無ければ農薬散布は成り立ちません。

 

そして奥にあるのが農薬が入っているタンク。

様々な大きさの物がありますが

私の家でしようしているのは500ℓのタンクです。

最大で水が500ℓと少し入ります。

 

このタンクに水を入れ

農薬を希釈(きしゃく)していきます。

 

農薬は主に粉状、粒状だったり

液体で販売されていますが、

販売されている物をそのまま使うことは出来ません。

※家庭菜園用など、すでに希釈されていて

かけるだけ、スプレーするだけの物を除きます。

 

ほとんどの農薬は水に薄めて(希釈して)

初めて散布することができるのです。

薄めて飲むタイプのカルピスや

自分で溶かして作るスポーツ飲料

イメージ的にはこんな感じだと思います。

 

タンクに農薬を希釈して作ったら

動噴を動かして、いざ散布です。

写真は父が散布している所ですが

動噴からホースを通して送られた農薬は

竿(持っている棒)から霧状になって出てきます。

ちなみに私はホースを引っ張ったり

父が作業しやすいようにサポートしています。

 

農薬散布の作業風景は大体こんな感じです!

 

農薬に対するあれこれ

農薬というと世間一般的には

あまり良くないイメージを持っている方が

大多数だと思います。

 

実際に殺虫剤は虫を殺すわけですから

”体に悪そう””人にも影響がありそう”

このように感じることは当然だと思います。

 

ただ現場から伝えたいとことしては

現在の農薬はとても安全性が高い!!

ということ。

いえ、正確に言えば安全性が高い農薬が開発され

それらを積極的に利用している

と言った方が正しいかもしれません。

 

特定の害虫、病気にしか効果が出ない農薬、

虫や植物にしかない性質(例えば脱皮)に作用する農薬

などなど、

人には影響がない安全な農薬が増えてきました。

 

農産物を食す消費者は当然の事ですが

現場で作業を行う農家にとっても

農薬は安全な物を利用するに越したことはありません。

 

また農薬取締法という法律があるのですが

この法律により農薬の使用などについては

とても厳しくルールが決められています。

 

使う濃度や回数、散布してから収穫まで空ける日数などなど

本当に細かく厳しいです。

 

安全性が高い農作物として

有機農産物や無農薬農産物があげられますが

決して農薬を使用している農産物の安全性が

劣っているわけではありません。

 

きちんとルールを守って作られた農産物であれば

有機農産物、無農薬農産物と

安全性はなにも変わりはありません。