日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

都と紅葉と茶の聖地

11月も今日で終わり、

2018年も残すところ一か月!!

気が付けば今年も終わりを

迎えようとしていることに、

年越しの時期が近付いていることに…

時間の過ぎる速さに驚きます(^^;)

 

久しぶりに投稿しますが

今週は月曜日から三泊四日で

学校行事の一環として県外へ行っていました。

 

県外のお茶のこと(栽培や製造、販売など)や

農業の事について学ぶ”研修旅行”ですが

景勝地なども訪れた旅行でした!

行先は紅葉真っ盛りの『京都』と

修学旅行生で賑わう南国『沖縄』です。

 

今日は紅葉が見ごろであり

日本一の茶のブランドである

宇治茶』がある京都でのことについて

投稿したいと思います。

 

宇治茶

宇治茶(うじちゃ)は日本で一番

有名なお茶のブランドであると思います。

 

鎌倉時代にはお茶の生産が始まり

室町時代からは名物茶園・湧水が成立し

豊臣秀吉などの庇護も受け、現代へと続いています。

 

さて、宇治のお茶ですが

これは主に二つに分かれます。

 

1つは宇治で栽培・製造されたお茶である『宇治茶

もう1つは、各地で栽培・製造されたお茶を

合組(ごうぐみ)した『宇治茶』です。

 

合組とは「ブレンド」と同じ意味です。

宇治で栽培・製造されたお茶だけでなく

日本各地のお茶をブレンドすることで

味や香りの良いお茶を作ります。

この合組、つまりブランドをする技術は

とても大変で感覚や技術がものを言います。

 

そのため古くからお茶屋さんがある宇治では

このような技術が古くから継承され続けているため

品質が良いものが商品化されているのです。

 

そして宇治で栽培・製造された『宇治茶

メイドイン宇治のお茶です。

JR奈良線に乗車し京都駅から奈良方面へ向かうと

宇治が近くになるにつれ茶畑が見えるようになります!

 

現在の宇治では生産量の

9割ほどが『碾茶(てんちゃ)』の製造になっているそうです。

碾茶とは抹茶の原料となるお茶で

碾茶を石臼で挽き、粉にすることで抹茶となります。

 

碾茶はお茶の芽や葉を摘む前に

茶畑全体に覆いをして日が当たらないようにします。

そのためお茶摘みの時期になると

宇治の茶畑は黒い布(寒冷紗)に覆われ

茶の樹自体は見えなくなります。

 

日が当たらないようにすることで

テアニン(うま味成分)は増加しますが

苦味や渋味は弱くなり、

緑色が濃い芽や葉が収穫できます。

 

このお茶の芽や葉を収穫し

蒸して乾燥させると碾茶となります。

 

碾茶は他のお茶とは違い揉む工程がありません。

また消費者の元に届く時は

石臼で挽かれた粉の状態、

つまり抹茶になっているため

碾茶をみることは、なかなか無いと思います。

 

残りの1割は『玉露(ぎょくろ)』

という種類のお茶が生産されています。

 

このお茶は碾茶と同じく

お茶摘み前に茶畑に覆いをするのですが

その後の製造方法が違ってきます。

玉露では芽や葉を蒸した後

揉みながら乾燥させて作られるため

見た目は普通の煎茶と同じようになります。

 

ちなみに普通の煎茶は

ほとんど生産されていないそうです。

 

宇治茶は日本一のブランド!!

うま味の強い玉露碾茶(抹茶)の生産

高い技術が必要な合組、ブレンドしての商品化

この二つの柱によって日本一の

お茶のブランドが作られ、守られているです。

 

紅葉の盛りの京都

京都と言えば神社やお寺!

お茶屋さんの視察の後は

京都の見物に行きました。

 

ちょうど時期は紅葉の盛り。

特に嵐山、渡月橋清水寺などは

紅葉の名所としても有名ですね!

 

視察先はもちろん宇治市なので

今回の旅行では宇治市にある「平等院鳳凰堂」と

伏見稲荷大社」に行ってきました。

 

実を言うと京都の散策は今回が初めて(^^)/

建物だけでなく庭などの景観、

もちろん紅葉の美しさにとても感動しました。

 

平等院ではちょうど紅葉の見ごろ!

真っ赤に色づいたモミジが楽しめました。

 

 

そして千本鳥居が有名な伏見稲荷

一度は行きたいと思っていた所です!

落ち着いた雰囲気の中

所々で色づいているモミジと鳥居は

とても印象に残りました(^^♪

 

時間の関係で行けたのは二か所。

また機会があれば是非行ってみたいです!

 

そしてお茶の聖地でもある宇治。

お茶を楽しむためにも

何度も足を運びたいと思いました。