日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

苦土石灰による畑の準備

12月に入ってから初めての雨、

本日は久しぶりの雨になりました。

 

しばらくまとまった雨が降らなかったため

川の水はずいぶん減ってしまい、

土も少し乾燥した状態になっていました。

 

そのため今回の雨は

人にとっても植物にとっても

恵みの雨となりました!

 

しかし、今回の雨は

暖かい空気も引き連れての降雨。

寒い日が続いた後に気温が上がると

植物が勘違いし、花を咲かせたり

芽を伸ばすことがあります。

 

特に桜の木などで見かけることがあります。

本来であれば春に咲くものが、秋や初冬に咲く。

気温などの影響により

「春が来た」と勘違いしてしまうからです。

 

極まれに

お茶の樹も芽を伸ばすことがあるので

今回の雨と季節外れの暖かさは

ちょっと心配です…(^^;)

 

100均の苦土石灰

タマネギを植えるために行った

苦土石灰を撒いての土づくり。

 

今回は100均で購入した

一袋600g入りの物を使ってみました!

ちなみに購入したのは

ダイソー系列の100均です!

 

計1.2㎏分で216円。

苦土石灰は他の肥料と比べると

比較的安い肥料なので

100均での購入は少し割高になります。

 

しかし、ホームセンターなどでは

10㎏や20㎏などまとまった量の販売のみ。

もちろん使用する面積が広ければ

まとまった量の苦土石灰が必要になります。

 

しかし、5㎏以下の量であったり

あまり必要じゃないよ、使わないよ

と言った場合は

100均での購入が良いと思います。

 

というのも、

苦土石灰は湿気てしまうと

固まってしまいやすく、

袋の口を開けた状態で長期間保存するのは

あまり向いていないからです。

 

また、粒状にしてあるもの

粉状のもの、それぞれ違いはありますが

粉っぽいものはとても軽いため

周りへ飛びやすい、ということもあります。

くしゃみや汚れの原因になります。

 

あと、独特の匂いがします。

表現がしにくい匂いなのですが

個人的にはあまり気持ちの良いと感じる

香りではありません。

 

そのため

なるべく一度に使いきれる量を購入し

長期間保存することがないようにする!

このように使用するのが

良いのではないかと思います。

 

そこで今回利用したのが100均の苦土石灰(^^♪

 

これなら余っても

袋に詰められた状態で保存できます。

 

また袋の口を開けて

そのまま撒くことができるのもメリットです。

 

例えば20㎏入りの場合では

当然そのまま撒くのは大変ですし

量の調節も難しいです。

なのでバケツなどに移してから撒きますが

移す時に粉がブワッと舞います。

 

そのため

粉を吸い込んでしまいそうになることも…(^^;)

極わずかなので問題はありませんが

気持ち的に何となく嫌ですね…。

 

ちなみに100均のものは品質が悪い

というような印象も多少ありますが

全く問題はありません。

 

撒いた後は耕す!!

苦土石灰は撒いただけではダメ。

撒いた後は土とよく混ぜる

つまり耕すことがポイントです!!

 

耕すことで全体的に混ざり

土と苦土石灰がちゃんとなじみます。

 

そして耕した後は

しばらくそのままにすることも重要です。

土となじむまでに時間がかかるため

1,2週間ほど放置するのが基本とのこと!

 

なので野菜の苗を植える

2週間前には苦土石灰や肥料を撒いて耕し

土づくりをして、植え付けの準備を行います。

 

と、ここまで記事を書きましたが

実はちゃんとした土づくりをしたのは

今回が初めてです(^_^;)

 

肥料は撒いたことがあっても

苦土石灰は使用したことがなかったので

土は酸性に傾き、微量の栄養素は

不足していたのでは?と思います。

 

今までの生育と違いが出るのか

今回、苦土石灰を畑と

そうでない畑の2つを準備し

タマネギで比較実験を行ってみます!