日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

タマネギの植え付けとその後

いよいよ2018年も残り10日を切り、クリスマス・年末の雰囲気が日に日に強くなっていますね(^^)/

 

今日は朝から雨が静かに降り続いています。一年で一番昼が短い冬至だけあって、日中でも薄暗い一日になっています。

 

島田市川根町では、まとまった雨が降るのは久しぶりの事です。最近は晴れ続き、雨が降ったとしても少しだったので、川を流れる水の量は少ない状態でした。

 

今回のまとまった雨で水不足にはならずに済みそうです…。

 

タマネギの植え付け

タマネギの栽培を始めてから約三か月が経過…。種からの栽培に挑戦していますが、種から育てる場合は途中で植え替えを行う必要があります。

 

種を蒔いた後は、乾燥に注意しながら土が乾いたら水やりをするなどして、苗をまずは育てていきます。

ただし、種を蒔いた状態で育て続けてしまうと、株同士の間隔が狭くなってしまい、タマネギには育ちません。

 

そのため、ある程度の大きさまで育ったら一度扱いでしまい、苗として改めて畑に植えます。

 

ホームセンターなどでは、季節になればこの状態の苗を販売していますね…!

 

苗として育ったタマネギは一度全て扱いでしまい、事前に苦土石灰と肥料を撒いて土づくりをしておいた畑に、約10㎝ほどの間隔を空けて、一本一本植え付けて行きました。

 

苗の本数は多めに用意しておき、状態の良い物を選んで植えていくのがポイントです!

例えば、ひょろっとした細い苗や小さな苗、根の量が少ない苗は取り除き、ある程度の「太さ」「大きさ」がある健康的な物のみを選抜します。

 

植え付けた後、根が張るまではクタッと葉が垂れてしまったり、元気がないように見える時もあります。

しかしそれは一時的なもので、根が張れば再びシャキッとした姿に戻ります。

 

植え付け後に水やりを行えば、乾燥を防止できるため、根張りを良くすることができ、植え付け後の生育が順調になります。

ただし、重い水を運んだりするのは、ちょっと面倒…(-_-;)

 

そのため植え付け時期を調節。週間天気予報を見ながら雨が降りそうな日の、前日から数日前を狙って行うのも一つの手です!

 

寒さ厳しいこれからの時期は、はっきりと見た目には表れませんが、じわじわとゆっくり生長しています。

 

今シーズンは暖冬傾向だという予報なので、それらの影響なく育ってくれると良いなと思います。