日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

山に囲まれている問題点…

土日以降、快晴の日が続いている島田市川根町です。

 

先日テレビで見たのですが、静岡県は12月24日あたりが一年で一番張れる確率が高い日(過去の統計から)らしいです!

 

思い返してみると、クリスマス時期は本当に晴れている日が多かったような気もします。今年も2日間とも晴れだったので「まさにその通りだな」と感じている本日です。

 

冬の悩み

冬至からはすでに3日が過ぎ、これからは徐々に昼の時間が長くなっていきます。それでも、まだまだ実感は湧きませんが…(^^;)

 

太陽の高度が低く、昼の時間も短い冬の間…。山に囲まれている地域では、とても日当たりが悪くなります!

 

実際に岡埜谷農園のある川根町上河内地区も周りを山に囲まれ、かつ、谷底の部分に家が建っているため、なかなか日が当たりません…(>_<)

写真左側と北側には山があり、撮影場所である東側も山で、その斜面の一部に茶畑があります。谷底の部分が、家が建っている上河内地区です。

 

「山に囲まれている」ということは、その分お日さまの光が遮られてしまうため、日当たりが悪くなってしまいます。

 

現在の日の出時刻は6時50分ごろなので、7時にはある程度明るくなるのですが、直射日光が当たるのは10時を過ぎることもあります…。

 

夕方はというと、日の入りはまだまだ早いため、3時を過ぎれば日は当たらなくなります。(5時頃までは明るいですが)

 

このように山に囲まれた地域では、お日さまの出ている時間に対して、1/2ほどの時間しか直射日光が当たらないことも多いです!

 

なかには…

実はまだ日当たりが悪い所も所々にあります。

冬の日辺りは場所によって大きく変わってくるのが、山に囲まれた地域の宿命なのです(>_<)

 

先ほど書いた日の当たる時間は、あくまでも家の2階部分での話なので、1階部分や建物の北側では一層短くなります。

 

家庭菜園を行っている畑も、日当たりがとても悪く、よく日が当たったとしても3時間ほど…。なかには、1時間も当たらない部分もあります。

 

山に囲まれた地域は、寒暖差や霧の発生により、香りの良いお茶を作ることができますが、冬になると一転…。人が生活したり、冬野菜を育てるためには、もうちょっと日当たりがよくなって欲しい地域になります!

 

もし田舎などへ移住する際、日当たりを気にする場合は、特に冬の日当たりに注意をした方がいいでしょう。