日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

一番茶(新茶)が萌芽しました!

こんばんは!

 

まるで夏のような季節外れの気温、そして快晴となった昨日から一転。今日は1日を通して、曇りがちに…。

一時的に日差しはありましたが、日中はお日さまがほとんど雲に隠れ、その姿を見ることはできませんでした(-_-;)

 

しかし、夕方からは快晴に…!明日は良い天気になりそうです。

 

一方、気温も昨日からグッと下がりました。今日は平年通りの気温。最高気温で15℃程しか上がりませんでした。昨日と今日で10℃近く気温が下がった事になりますね(^^;)

 

昨日は半袖で作業を行いましたが、今日は長袖の上着をしっかり着た状態で肥料をまいてきました。

 

芽出し肥』をお茶の樹に施す作業は今日で無事に終了!

1番茶(新茶)収穫までのお茶の樹の管理としては、メインのものはこれで終了しました。あとは、順調に生長していくことを見守るのみです。

(草取りなどの作業を、畑の様子を見て行っていくこともあります)

 

一か月後には収穫を迎える状態となるお茶の樹。まだまだ「新芽が伸びている」と、はっきり分かる変化は起きていません。

 

しかし、お茶の樹の芽を見てみると『萌芽』していました。

 

 

萌芽(ほうが)ってなに?

まずは『萌芽』について簡単に説明していきたいと思います。

 

『萌芽』という言葉の意味は

芽が出ること、また出た芽のこと

何か新しい物事が始まること

この2つの意味が主に込められています。

 

お茶の新芽の場合は、気温が低くなる冬の間は芽が伸びてきません。春になり、気温が上がると一斉に新芽を伸ばすため、『萌芽』のタイミングや状態はとても気になります。

 

まさに新しい芽が出てきますし、その芽が生長していくことで一番茶(新茶)を作ることができます。ただ”芽が出た”という認識だけではなく、「新茶づくりに向けて動き始めるんだ!」という気持ちも湧いてくるものです(^^)/

 

 

お茶の芽の萌芽とは

ではお茶の芽の萌芽について、どんな状態になるのか説明していきます。

 

お茶の芽は、冬の間はその寒さから芽を守るため、包葉(ほうよう)という葉に包まれ、硬く守られています。

厚手のコートを着ている状態…そんな風に思ってください!

 

ただ、春になり気温が上がってくると新芽を伸ばそうと、お茶の樹は活動を始めて行きます。そうなると厚手のコートは、もう邪魔になりますね…(^^;)

 

葉という厚手のコートを脱ぎ棄てて、新芽が出てくることを萌芽といいます。

分かりにくい写真ですみませんm(_ _)m

 

1枚目の写真とあまり変化していないように感じるかもしれませんが、包葉を脱ぎ捨てています。

 

分かりやすくするために、ちょっと色を付けてみました!

濃い緑色の部分が『包葉』

赤い枠内が伸びてきた新芽になります。

 

ちなみにお茶の場合は、濃い緑色部分の『包葉』と『新芽』が同じ長さになると『萌芽』と定義されています。

 

この写真の芽を当てはめるとすると、右側の芽は「萌芽している」と言えますが、左側の芽はまだ新芽が少し小さいですね…。

 

萌芽している芽で分かりやすかったのがこちら↓

バッと包葉を脱ぎ捨てているのが分かります。

 

ちなみに、この状態に7割の芽がなった時を『萌芽期』と言ったりもします。(お茶の樹に枠を置いて、1つ1つの芽を調査する方法を取ります)

 

 

一昨日の雨、そして昨日の季節外れの暖かさ…。

その影響もあったのか、今日確認したところ、ほとんどの畑で萌芽している芽を確認できました!

 

全ての芽が萌芽するのには、もう2~3日ほどかかりそうですが、今のところ順調に生育しています(^^♪