「川根茶の日」を知っていますか?
「川根茶の日」というのは記念日の1つで、立春から数えて”七十七夜”となる4月21日に(うるう年は違いますが…)登録されています。
「川根茶のことを多くの人に知ってもらう」ということを主な目的に、川根お茶街道推進協議会が制定。日本記念日協会に申請し、認定および登録がされた記念日です。
そんな「川根茶の日」の前には、川根本町(中川根)にあるお茶の施設『フォーレなかかわね茶茗館』という施設で、イベントが開催されることもあります。
今年は、本日4月20日にイベントが開催されたようですが、用事があっていくことはできませんでした(>_<)
来年こそは行ってみたいと思います!
川根茶とは?
静岡県内で作られたお茶は「静岡茶」ですが、「川根茶」とはどのようなお茶なのでしょうか?
何も定義がない訳ではありません。「川根茶」と名前を付けるには、きちんとした定義、お約束があります!
商標登録もされている「川根茶」
川根茶と呼べるお茶は、静岡県の川根地域『川根本町』と『島田市川根町』で育てられ、作られたお茶となります。
おかのや農園のある”上河内地区”は、島田市川根町にある地区です。
そのため、「川根茶」と名乗ることが出来ます。が、同じ島田市内でも”川根町”以外で育てられ、作られたお茶は「川根茶」にはなりません。
他の地域で育てられたお茶や、それらのお茶を混ぜた場合は「川根茶」と名乗ることは、厳密にはできないのです!
悲しいことですが、一部の不心得者の業者は、川根地域以外のお茶を「川根茶」として販売したり、混ぜて販売していることも…。
どの産地のお茶でも同じですが、信用できるお店や業者さん、あるいは農家さんから購入するのが一番です(^^)/
私たち生産者も、美味しくて安全なお茶を作るのはもちろん、安心・信用されるように、お茶づくりの様子や想いなどを発信していくことが大切だと思っています。