日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

カボチャの苗づくり実施中

ホームセンターでは、多くの夏野菜の苗が販売されるようになりました!

夏野菜の菜園シーズンに本格的に突入ですね。

 

私自身の、今年の夏の家庭菜園のテーマとして選んだのが「ポップコーン」と「カボチャ」

 

「ポップコーン」は、種を畑に直まき(土に直接種を蒔くこと)するので、苗づくりは行いません。

しかし「カボチャ」は、一旦苗をつくってから植えることにしました(^^)/

 

現在は、カボチャの苗をつくっている最中です。

 

 

ブラックのジョー

一口に「カボチャ」と言っても、様々な品種があります。

皮が黄色いハロウィンに使用するようなカボチャもあれば、手のひらサイズの小さなカボチャ、味もしっとり系あるいはホクホク系、甘味が強いものなど、実に様々です。

 

同じような見た目でも、品種によって特徴は全く違います!

それが面白く、同時に選ぶのに悩んでしまう原因となりますが…(^^;)

 

数ある品種の中で、今回栽培に挑戦する品種は「ブラックのジョー

サカタのタネ”から販売されている『栗カボチャ』と言われる甘味が強くてホクホクとした品種のカボチャです!

 

家庭菜園で育てるので、購入したのは種が数粒入った袋1つ。

値段は、432円でした。

 

 

苗づくり

「カボチャ」を種から育てる場合、その方法は大きく2つに分けることが出来ます。

 

1つは「直播き

これは、育てる畑に直接”種”を蒔く方法です。

 

畑に直接種を蒔くので、確実に芽が出る保証はありませんし、鳥などに種を食べられてしまうリスクもあります。

 

ただし、植え替えの必要がないため、根っこには優しい育て方です(^^♪

 

 

もう1つの方法は「育苗(いくびょう)」

こちらは、ポットなどに種を蒔き、苗として育ててから畑に植える方法です。

 

費用も手間もかかりますが、良い苗を育てることが出来れば、良いカボチャを収穫することが出来ます。

 

この2つの方法がありますが、今回は2つ目の「育苗」苗を育ててから、植え付けをする方法で育てることにしました(^^)/

 

 

葉っぱが顔を出し…

苗づくりを始めたのは3月の下旬から…。

 

現在は双葉が土の中から出てきた状態です。

ポットの大きさは、直径8cmほど、深さは10cmほどの大きさです。

ホームセンターで販売されている苗のポットと比べると、2~3倍の大きさがあります。

 

根っこをたくさん伸ばしたいと思い、大きなポットで育てることにしました!

 

 

使用している土は、赤玉土腐葉土を1:2で混ぜた、オリジナルの物…。種まき専用として販売されている土を使用しても良いですね(^^♪

 

種は1つのポットに一粒蒔き、人差し指の第一関節くらいまでの深さに埋めました。

 

 

種から芽が出てくるまでの時間は、気温に左右されます。

高ければ、芽が出てくるのが早くなりますが、寒いと時間がかかったり出てこなかったりも…(-_-)

 

私は3月下旬に種まきを行いましたが、種まきから1週間以上寒い日が続いたため、芽が顔を出すまで2週間以上の時間がかかりました(^^;)

 

しかし、じっくりと芽が出てきたため、ヒョロヒョロの弱い苗ではなく、ずんぐりむっくりとした強い芽が…。

葉っぱは、双葉しか開いていない状態ですが、根っこはすでにポットいっぱいに張っています!

 

少し時間がかかってしまいましたが、良い苗に育ってくれそうです(^^)/

 

 

ちなみに、購入した袋の中には8粒の種がありました。

袋の表示には「約6粒」入っているとの表記だったので、得した気分です(^^;)

 

そして、8粒蒔いた種のうち、芽を出したのは同じく8つ!

育った苗の中から、元気な苗を選んで植えることが出来そうです。