こんばんは!
昨日は最高気温が27度ほど、今日は23度…。ちなみに、一昨日は24度と、夏日あるいは夏日手前まで気温が上がる日が続いています。
特に昨日は暑かったです(^^;)
虫刺されや擦り傷を防ぐために、長袖を着て作業をしていたのですが、気温と地面からの照り返しが相まって暑い…!
今後は、熱中症や脱水症状に気を付けなければならないと、強く思いました…。
気温が上がる日が続いていますが、同時に天候が”晴れ”という日も続いています。
ただ、天気は明日以降崩れる予報ですね…(-_-;)
連休はお出かけをする方も多いと思うので、天候は晴れて欲しいところですが、現在は二十四節気の1つ『穀雨(こくう)』
雨が多くなっていく季節でもあります…。
穀雨とは
穀雨とは”春”最後の節気。
この節気を境に、だんだんと雨が多くなっていく時期、とされています。
雨という文字が含まれているので「雨が多く降るのかな?」と思ったのですが、「穀雨」の時期だけ多く降る…という訳ではありません!
あくまでも、これからの季節となります(^^;)
今後、雨が多くなっていく…ということで、種まきに適した時期である、という捉え方もできます!
植物が育つには欠かせない水…。
特に、種を蒔き、根が張るまでは乾燥は大敵です。
そのため、種を蒔いたり苗を植えたり、作物を育て始める”区切り”となる日だと私は思っています。
穀雨を迎え、そして明日以降天気が崩れるということで、家庭菜園ではポップコーンの種まきを実施しました!
ポップコーンの種まき 「直まき」編
事前に肥料をまき、畝を作っておいたポップコーンの栽培予定地。
1つの畝に2列。2畝あるので、計4列蒔いていきます。
栽培する品種は「サカタのタネ」から販売されている『まるポップ』という品種です。
一袋に約65粒の種が入っていて、価格は432円でした。
種を蒔くにあたって、用意したのは”種”と”30cmほどの竹”です。
この竹はどのように使うのか?
それは、また後程説明していきます。
そして、気になるポップコーンの種ですが、袋の中の種たちはこのような感じでした↓
形はスーパーなどで販売されている、自分で爆ぜさせるポップコーンとほとんど同じ…。涙の形に近いような、丸くてかたい種です。
ちなみに、色が赤いのは「種子消毒」をしている証。
あくまでも、育てる種なので、食用ではありません!
間違って食べたりしないように、目立つ色を付けてあるのです(^^)/
※種子消毒
芽や根っこは出た直後に病気に感染すると、順調に育ちません。そこで種の状態で、病気などを予防するために、消毒を行います。
「種子消毒」を行った種は、赤色や青色に色が付けられ、袋にも「消毒済み」というような表記、使用した農薬の表示もあります!
では、この種を蒔いていきます。
種を蒔く際に使用するのが、30cmほどの竹です。
種と種の間隔を30cmほど開けるので、目安として使用します!
どのような物でもよいので、目安となる物を使用することで、等間隔に種を蒔くことが出来るのです(^^♪
蒔く方法は、1か所に1粒。人差し指で種を地面に押し込み、第一関節ほどの深さに種を埋めて行きます。
ちなみに、トウモロコシ類を直まきする時は、1か所につき2~3粒ほど蒔くのが一般的です。
出てきた芽の中から、良い物を一本だけ残す(間引き)という方法で、育てていきます。
ただ、今回その方法を取らなかったのは、種がもったいなかったから…(>_<)
たくさん育てたかったので、1か所に蒔く種の量を最低限にしました。
もちろん「1粒だけ蒔く」のには、リスクもあります…。
種は100%芽が出るわけではありませんし、虫や動物などに食べられてしまう事もあります。
そうなると、芽が出てこなかった部分は、ぽっかりとスペースが開いてしまいますね…(^^;)
3粒蒔けば、ほぼ間違いなく1つは芽が出てくるので、種がたっぷりある場合は2~3粒蒔く方が良いです!
ただし今回は、芽が出てこなかった場合のことを考えて、対策もしています。
種まき 『ポット』編
大半の種は直まきで使用してしまいました。
余った種は20粒ほど…。この種を使用して、芽が出てこなかった時の対策をしていきます。
用意したのは、穴がいくつも開いたトレー。
30cm弱四方に、16個の穴が開いています。
こちらに畑の土を入れて行きます。(直まきと同じ条件にするために、同じ畑の土を使用しました)
このトレーで一体何をするのか?というと、ポップコーンの苗を作ります!
芽が出てこなかった所や欠けてしまった所に、植えて補填するために、畑とは別に苗を作ることにしました(^^)/
土は目いっぱい入れて、種は直まきと同じく第一関節の深さに…。
その後はたっぷりと水をあげます。
畑への直まきは水は雨任せ…。
しかし、このようなポットで苗を作る場合は、水やりは必要です。
土の量が少ないと、土が乾燥しやすい状態となります。
雨が降れば問題ありませんが、1日を通して晴れた場合は、土が湿った状態になるように水やりをしてあげるのです!
ポップコーン栽培の注意点
ポップコーンを栽培する際の注意点として、
スイートコーンに『ポップコーン』の花粉が付かないようにする必要があります。
スイートコーンは、一般的に食べるトウモロコシのこと。
スイートコーンに、ポップコーンの花粉が付き、授粉してしまうと、スイートコーンの味が悪くなるとされています。
そこで、ポップコーンを育てる場合は、
・スイートコーンと距離を離して栽培する(サカタのタネの説明によると200m以上)
・種まき、植え付けの時期をずらして、花が咲く時期をずらす
このどちらかの対策をする必要があります。
もちろん、ポップコーンのみを栽培する場合であれば必要はありませんが…(^^;
また、ポップコーンは育てる期間が長いです。
病気や虫、肥料切れなどに注意しながら育てる必要があります!
面白半分で始めることとしたポップコーン栽培。
初めての品目なので、上手くいかない可能性も高いですが、楽しみながら育てて行きたいと思います(^^)/