こんばんは!
いよいよ、平成から令和へと移り変わる時が、直前まで迫りましたね…。
平成生まれの私にとって、元号が変わるというのは初めての経験!
専門学校を今年の春に卒業し、正式に”農家”となった平成31年。正式に農家となって初めて迎えるお茶の収穫は、令和元年スタートです!
20歳を迎えた今年(早生まれです)、就農した今年…
節目の年に時代が変わることに、少し妙な気持になります。
20歳まで育ててくれた平成という時代に感謝するとともに、令和も平和な時代が続くことを願う、平成最後の1日です(^^;)
平成とお茶
お茶の統計データから見ると、平成はお茶業界(静岡県内)の盛りと衰退の時代でした。
静岡県でのお茶の産出額のピークは平成4年。862億円です。
その後、少しずつ産出額は減少…。現在では300億円ほどとなっています。
産出額は減ってしまいましたが、平成は多くの人にお茶を飲んでもらえるようになった時代でもあります(^^)/
それは、ペットボトル茶の誕生と成長!
自動販売機を見ても、コンビニやスーパーの売り場を見ても、様々な種類のドリンク茶が販売されています。
急須からペットボトルへ…
お茶の飲み方が大きく変化した時代ですが、同時に急須でお茶を飲むひと時・ひと手間が、再発見されるきっかけにもなりました。
現在は、スピードや便利さ手軽さが求められ、物の豊かさはかなり高まったと思います。
一方で本当の豊かさ、幸せなどはどうなのでしょうか…?
急須でお茶を淹れるひと時、お茶を楽しむ時間はリラックスできます。
お茶を淹れること・楽しむことは、心にゆとりをもたせること、ゆとりを作り出せるものだと、私は思っています。
平成以前から続いてきた上河内茶の生産。
時代が令和に移り変わっても、今までの伝統を守り、急須で淹れるリーフ茶を、香り豊かなお茶を作り続けて行きたいと思ます(^^)/