こんばんは!
上河内地区で一番茶の収穫が始まって、8日が経過しました。
例年では約10日間ほどで一番茶シーズンが終了するため、今年はあと2~3日ほどのシーズンとなりそうです(^^;)
シーズン8日目の今日投稿するのは、お茶の若い芽に生えている毛についてです。
お茶を淹れた時のホコリのような物…
急須でお茶を淹れた際、お茶にホコリのような物が浮いているのを見たことはありませんか?
何となくホコリっぽく見えるので、飲むときに気になってしまいますね(-_-;)
しかし、これはホコリではありません
品質的にも衛生面的にも、全く問題はありません
ご安心ください(^^)/
むしろ、お茶に浮かぶホコリのような物は、柔らかいお茶の新芽を使ったお茶だという証明になるのです!
ホコリのような物の正体は『毛茸(もうじ)』と言います。
どのような物なのかというと、新芽の、若い葉っぱの裏面に生えている白い毛になります。
葉の裏側に、白くて細かい毛がびっしりと生えているのが見えると思います。
まるで産毛のようでもありますね(^^)/
この『毛茸』が、お茶に浮かぶホコリのような物の正体となります。
この毛は、芽が生長し葉が大きくなると減少し、いずれ無くなってしまう物です。若い新芽や葉っぱにしか、生えていない物となります!
若い芽や葉っぱを使用したお茶であれば、お茶の液面に浮かぶことが多いです。
※淹れ方によっては、浮かんで見えない場合もあります
逆に、硬く大きくなってしまったお茶の葉では、「毛茸」が浮かぶことはありません。
そのため、ホコリのような物が浮かぶお茶…「毛茸」が浮かぶお茶は、若い芽や葉を使用したお茶だという、証明となるのです。