日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

小満の茶畑

こんばんは!

昨日の雨から一転、今日は快晴に…!

と言いたいところですが、今日の静岡県島田市川根町は、1日を通して雲が多い天候となりました。

 

短い時間でしたが、直接日差しが当たる時間帯もありましたが、大半は雲でお日さまが隠れている状態です。

まるで「梅雨時期の貴重な晴れ間」というような、そんな天気となった1日でした!

 

しかし、直射日光が当たらない分、お茶の樹の手入れをするのが楽になります(^^♪

暑さや強い日差しがあると、体力が奪われてしまうので、程よく雲が広がってくれるとありがたいです…。

 

小満

昨日は二十四節気の1つ『小満』でした。

夏のような陽気になり始め、植物の花が咲き、実を付け始め、生命力に満ちた状態になりつつある季節。ということで、小満と言われています。

 

田んぼに苗を植えるのも、ちょうどこの季節。

(暖かい地域では、すでに田植えが終了しているのでしょう…)

 

島田市内の田んぼでも、少しずつ田植えが始められています。

 

茶畑では

一番茶の収穫が終わってから、約2週間。

二番茶(一番茶の次に収穫できるお茶)の収穫へ向けて、着々と準備を進めつつあります。

 

お茶の樹と樹の間、畝間の芽を刈り落とす「裾刈り」

ミネラル分である苦土入りの肥料を施す「肥料まき」

来年以降のお茶を良いものとする「中切り・深刈り」

これらの作業を進めてきましたが、先週末で「裾刈り」と「肥料ふり」に関しては終了しました。

 

そして、今週からは新たに「ナラシ」(正式には整枝)という作業を始めました。

ナラシとは、お茶の樹の表面をキレイに整える作業です。

(詳しくは、また後日投稿したいと思います)

 

季節が進むにつれて、山々や茶畑の景観は移り変わります。

 

季節の移り変わりを、目や肌で感じながら、お茶の樹の手入れをするこの頃です(^^)/