日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

幼木のお茶の樹

晴れ続きだった天気も今日でいったん終わりなのか…?

今日は、午後から雲が空を覆い、ムシムシとした梅雨らしい天気に戻りました。

 

しばらくは、このような天気が続きそうです。

蒸し暑いのは、精神的にも肉体的にも大変なので、少し辛い季節になりますね(-_-;)

 

 

20日から二番茶スタート

一番茶(新茶)の次に収穫し製造されるお茶のことを「二番茶」といいます。

二番茶は、一番茶シーズンから40~50日ほど経過すると収穫できるとされているのですが、今年もこの通りに収穫を行えそうです!

 

上河内地区での二番茶収穫の始まりは、今週の20日

いよいよ二番茶の収穫が始まります(^^♪

 

 

春に植えた苗木は…?

今年の3月に新しく植えたお茶の苗木…。

植えたお茶の樹のことを「幼木」と言い、幼木が植えられた畑のことを「幼木園」と言います。

 

今回は、その幼木の様子について投稿します。

 

 

3月に植え付けを行ってからしばらくの間、雨がそれほど降らない状態が続きました…。

そのため、水分不足になった幼木は、葉っぱを落としてしまいます。

ほとんどの葉っぱが茶色くなっているので、まるで枯れているようにも見えます…。

 

しかし、枯れているわけでは無いのです!

水分を土から得るために、根っこの生長を最優先させている状態。そのため、水分を消費する葉っぱを落とします。

 

気温や雨など、気象条件が整えば新芽が伸び始めるのですが、その新芽が伸び始めたのは一番茶シーズン。

はじめは、黄色の小さな芽でした。

 

この芽が生長し、現在ではこのような状態に↓

葉っぱが落ちてしまった時期はこちらです↓

 

両者を比べると、違いがはっきりと分かると思います。

 

まるで枯れたような状態から

「よくここまで回復してくれたな…」

と、お茶の樹の強さに改めて驚かされました(゚д゚)!

 

大人のお茶の樹と同様に、幼木のお茶の樹も梅雨の雨を受けて、順調に葉を茂らせています!