川根町上河内地区では今月の20日から二番茶の収穫が始まりました。
そして収穫開始から9日目となる今日、全ての畑でお茶の芽の収穫が終わり、二番茶は終了しました(^^)/
雨の影響で、昨日の収穫はなかったものの、平年と比べても順調に収穫が行えた年となりました!
平年では2~3日ほどは、雨で収穫が行えなくなることもあります。
心配していた台風による大雨も、少しまとまった雨が降る程度で、土を湿らす程度でした。強風も吹かなかったので、ホッとひと安心です!
今年最後の収穫
朝の段階ですでに雨が上がり、空は雲が覆っている状態でした。
しかし、雲の隙間からは青空も見え、天気予報も悪くない…。少し雨が降ることが心配でしたが、二番茶最後の収穫を本日実行することに決断しました。
夜の間に雨が降ったので、遠くの山まではっきりと見通すことができ、澄んだ空気の中で最後の収穫でした(^^♪
雨上がりということで、もちろん霧も大量に発生。
一時的に、辺りが真っ白になる時間帯もありました。
霧が発生したり、朝露が降りることは、品質の良いお茶が育つ条件となりますが、収穫するお茶の芽が乾くまで待たなければいけないのが、大変な所です…(^^;)
先日の天気予報で、今後はずっと天気が崩れる予報だったので、上河内地区の大半の農家は一昨日、二番茶の収穫を終えています。周辺の畑は、ほぼ全て収穫が終わっている状態です。
今日は、おかのや農園を含め4軒の農家が収穫を行いました。(上河内地区全体で15軒の茶農家があります)
収穫を終えた畑は少し寂し気で、二番茶のシーズンが終わることを、ひしひしと伝えてきます。
上河内地区では、お茶の収穫は一年間に2回だけ。一番茶(新茶)と二番茶だけです。
そのため「二番茶の収穫が終わる」ということは、「今年のお茶の収穫が終わる」ということ…。今日で、令和元年のお茶づくりは終了してしまいます。
やはり収穫作業は、全ての作業の中で最も嬉しく楽しいものなので、それが終わるということは少し寂しさを感じます。
しかし、同時に達成感もあります。
今年も気象災害などに遭うことなく、無事に令和元年のお茶づくりを終えることができたので、自然や上河内地区の環境、そしてお茶の樹たちには感謝の気持ちでいっぱいです!
収穫を終える頃には、セミの鳴き声が聞こえ始め、空も青空が広がり始めていました。