日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

濃緑色の茶畑へ…

こんばんは!

昨日の午後から夜にかけては、凄まじいほどの雷雨になりました。

 

今日も、お昼までは良い天気だったのですが、午後からは雲が主役の空模様に…。

 

梅雨の終わり頃や4月5月の春から夏にかけて季節が変わる時などは、雷雨になったり激しい雨が降ることが多いですね。

この頃の雷雨や天気の崩れも、夏から秋へ季節が移り変わるサインだと良いなと思うこの頃です(^^)/

 

 

少しずつ充実した葉っぱに

お茶の葉は、芽が出て葉が開いてからしばらくの間は、とても柔らかく黄緑色をしています。

 

収穫してお茶に加工する際には、柔らかく若々しい芽の状態のときに収穫するのですが、現在は来年の一番茶(新茶)へ向けて、葉っぱを充実させている状態です。

 

地域によっては、収穫しお茶に加工する産地や経営体もあるのですが、川根町上河内地区では1年間の収穫は2回までにしています!

 

現在伸びている三番茶芽をしっかりと育て、充実した葉っぱにすることで、翌年の春に伸びる一番茶(新茶)の品質が良くなるのです(^^♪

 

お茶の樹は夏のたっぷりの日差しを浴び盛んに光合成をし、また土の栄養分を吸収することで、葉っぱや枝、根っこなどに栄養分を蓄えて行きます。

 

この栄養分は、冬を越し翌年の春に新芽を伸ばすために使う栄養分となります。そのため、しっかりと栄養分を蓄えられれば、新芽を伸ばす時にもたくさん栄養分を使うことができ、栄養たっぷりの品質の良い芽が育つのです!

 

 

芽を収穫すればお茶の生産量を増やすことが出来ますが、上河内地区の生産者、そしておかのや農園では品質の良いお茶にこだわりを持っているため、あえて収穫を行わず芽を充実させています。

 

柔らかく黄緑色の新芽は、充実してくると少しずつ濃い緑色へと変化していきます。葉っぱの中にいる葉緑体の数が増加して来るのでしょう…!

 

また、葉っぱの厚みや硬さも変化します(^^)/

もともと薄く柔らかい葉っぱは、少しずつ厚くそして硬くなり、葉っぱにもつやが出始めます。

 

葉っぱが硬くなると、光合成がたくさん行えますし、病気にも強い状態になるのでホッとひと安心です。

 

芽が出た直後や育っている途中は、害虫に狙われたり病気になりやすいため、農薬を散布するなどしてしっかりと守ることがポイントとなります。

 

 

茶畑の雰囲気も変化

葉っぱが充実するにつれ、葉の色も濃くなると言いましたが、これは畑全体で起こることなので、三番茶芽が生長中の時と充実した時では、畑の雰囲気が全く違います。

 

現在は、少しずつ変化している最中なので、ほのかに違うなと感じる程度です。

9月に入れば、遠くから見ても違いがわかるほど変化すると思います!

最近は、少し天気が悪い日が続いているため、病気の発生が怖くなります。

お盆前までにしっかりと対策を行ったので、ある程度は大丈夫だと思います。しかし、お茶の樹が生き物である以上そして農薬は最低限の量しか散布していないため、100%病気を完全に防げるわけではありません。

 

そのため、注意深くお茶の樹を観察する今日この頃です(^^)/