こんばんは!
今朝は、グンと気温が下がり、最低気温は20℃を下回りました(^^♪
ずいぶん涼しくなったため、夜寝る時も窓を閉めるようになり、季節が一気に進んだように感じます。
日中も30℃まで気温が上がりましたが、カラッとした空気なのでずいぶん過ごしやすいです(^^)/
カラッとした秋晴れだった今日は、金谷にある茶業研究拠点の一般公開日だったため、行ってきました!
茶業研究拠点とは
金谷にはお茶のことを研究する国の施設があります。
正式には、農研機構果樹茶業研究部門 金谷茶業研究拠点と言い、略して「果茶研(かちゃけん)」と呼んでいます!
あるいは、「国の方の研究所」なんて言ったりもしますね…(^^;)
農研機構は、農業や農村などのことについて研究を行う機関のこと。
そしていくつかの部門があり、果樹やお茶のことを研究する果樹茶業研究部門があるのです。
さらに、茶業研究拠点という形で分かれ、枕崎と金谷、埼玉にそれぞれ研究拠点があります。
やはり有名なお茶の産地ということで、拠点があるのでしょう(^^♪
金谷茶業研究拠点では、毎年9月の中旬頃に一般公開日があり、今回は初めて行ってみることにしました!
品種茶が面白い
一般公開の最大の目的としていたのが「品種茶の飲み比べ」です。
お茶にも、お米のようにたくさんの品種があります。煎茶とか番茶の様なお茶の種類ではなく、お茶の樹の種類(品種)です!
最近では、様々な品種のお茶を飲んだり購入できるお茶屋さんや日本茶カフェが出来始めています。
様々な品種のお茶に注目が集まりつつあるのですが、金谷茶業研究拠点では農研機構が開発した数種類のお茶を飲み比べること出来るということで、今回はそれを最大の目的にしていたのです。
また、アンケートに答えると、5種類のお茶のパックも頂くことが出来ました(^^♪
他にも、品種毎にお茶をパックし、販売している方もいらっしゃり、何点か購入してみました!
お茶の品種では、「やぶきた」が最も有名で最もたくさん育てられているのですが、実はその他にも100種類を超える品種があります。
おかのや農園では、品質を最優先し、かつ上河内地区の環境に最も適している「やぶきた」を中心に栽培していますが、『他にも育てられる品種はないか…?』と思い、飲み比べを目的に行ってみることにしたのです!
ただ、会場で飲んだお茶は味の違いが多少感じられたものの、言語化できるほど強いインパクトはありませんでした。そのため、購入した物、頂いた物を飲み、導入できそうか少し考えて行きたいと思います。
農業機械のコーナー
大きな物や機械を見ると、少しワクワク…。男心と言うのでしょうか。
今回の一般公開でも、お茶畑で活躍する機械「乗用型摘採機」「レール型摘採機」の展示もありました。
乗用型摘採機は、「乗用」と名前が付いている通り、機械の上に人が乗り動かすものです。
写真は、落合刃物さんが販売している「ごろう」というシリーズの乗用型摘採機になります。
実は、この機械はかなり値段が高い!
機種によっても違いますが、500万円ほどは軽く必要になるでしょう。高級車並みです。
人が機械に乗って作業が行えるため、労働負担は軽くなり、早いスピードで作業を行えることがメリットとなります。
一方、レール式摘採機は、電車と同じように畑の中にレールがあり、その上を走って作業を行う機械になります。
現在では、レール式の機械はあまり見なくなってしまいました…。
と言うのも、導入にはある程度のコストがかかり、乗用型摘採機の登場により、あまり注目を集めなくなったからです。
実際、レール式で作業を行っていた方が、乗用型に変更することも多く、今ではほとんど見かけることがありません。
私も、今回の金谷茶業研究拠点の一般公開と県の研究所でしか見たことがないのです。
この機械は、レールの上を自動で動いてくれるため、労働負担はかなり楽です。
ただし、極々たまに脱線することもあり、そうなると復旧が面倒な特徴もあります。また、畑の中を歩く時、レールが邪魔で、とても歩きにくいです。
このほかにも、お茶工場の見学や茶畑の見学ができるツアーやセミナーなどの開催もありました。
お茶に関する資料もいくつか頂き、勉強する時の資料として活用したいと思います!
最後に
金谷茶業研究拠点の一般公開は、今回初めて行ってみましたが、何種類かのお茶の品種を楽しめたのが、最もよかったです。
決して、規模の大きな催し物ではありませんが、入場料はもちろん無料なので、お茶に興味のある方は機会があれば一度は行ってみても良いかもしれません!
すぐ近くには、お茶の博物館「ふじのくに茶の都ミュージアム」もあり、お茶尽くしの1日を楽しめると思います。
ただし、次回は1年後の開催…。
来年も、行ってみようかなと思っています。