こんばんは。
今日は横浜でも初雪となったようで、全国的に寒さが厳しい1日になったのかな…と思います。
川根町上河内地区では、雨が降ることはありませんでしたが、空は雲に覆われている状態…。そのため、日中でもかなり寒く感じました。
2時間近く外で会合があったのですが、家に帰ってからもブルブルと寒さを感じる…体の芯から冷える寒さとなっています。
そして、季節が冬らしくなるにつれて、インフルエンザも物凄いスピードで猛威を振るっていますね…。
インフルエンザの流行する季節になると、テレビで対策の特集などを目にする機会も多いです。
その際、『緑茶が効果がある…』と報じられることがありますが、今回はお茶とインフルエンザに関して投稿したいと思います!
カテキンパワー
お茶とインフルエンザに関して説明する前に、お茶の成分の1つ『カテキン』について説明したいと思います。
カテキンは、お茶を飲んだ時に「苦味」や「渋味」として感じる成分になります。
お日さまにたっぷりと当たった葉ほど多く作られるため、新茶よりも二番茶・三番茶などの夏に生産されるお茶の方が含まれている量が多いです。
ただし、カテキンが多すぎると、苦味が強くなるため少し飲みにくく感じるかもしれませんね…。
そんなお茶の持つカテキンは、様々な効果があると報告されています。
特に有名なのが「抗腫瘍作用」や「抗菌作用」ではないでしょうか…。他にも「コレステロールや血糖の上昇抑制作用」もあるようです。お茶のトクホ飲料もこの効果を利用した物になりますね!
そして、抗菌作用を持っている事からインフルエンザウイルスに効果があるとされているのです。
ちなみに、
・抗う食作用(虫歯抑制)
・腸内細菌改善
・抗酸化作用、活性酸素除去
・消臭作用
などの効果も…(^^♪
とにかくたくさんの効果がある成分で、非常に優秀なお茶の成分の1つとなっています。
そのため、お茶の健康成分として『カテキン』の名前はご存知の方も多いのではないかと思います…。
エピガロカテキンガレート
カテキンというお茶の成分はご存知の方も多いと思います。
しかし、カテキンにもいくつかの種類があるのです!
カテキンの種類は計8つ。
その中で、有名なのが「エピカテキン」「エピガロカテキン」「エピカテキンガレート」「エピガロカテキンガレート」というカテキンになります。
これらの違いは、僅かに成分構成が違うだけです!
例えるなら、同じ車でグレードが違うようなものだと思ってください。
その中でも、「エピガロカテキンガレート」はお茶のカテキンの中でも、ウイルスに対して高い効果をもっているようです。
そのため、お茶がインフルエンザに対して効果がある…と言われるのです。
また、抗酸化作用なども一番強いとされています。
ちなみにエピガロカテキンガレートの量は、お茶に含まれている数種類のカテキンの約半数を占めているとされています。
茶葉の中で、最も多く含まれているカテキンです。
そのため、お茶を飲めば自然とエピガロカテキンガレートを摂取出来ていると言えるでしょう…。
ただし、注意点もあります。
まずはエピガロカテキンガレートは『緑茶』でしか発見されていません
紅茶やウーロン茶では今のところ発見されていないのです。
緑茶も紅茶もウーロン茶も、同じお茶の樹の葉っぱから作られるのですが、紅茶とウーロン茶に関しては製造中に変化してしまうのでしょうか…。
また、効率よく抽出するためには、お湯でお茶を淹れる必要があります。温度的には80℃以上のお湯を使うと良いようです(^^♪
そのため、急須あるいはティーバッグでお茶を淹れるのをおススメします。
また、急須で淹れる場合は1煎目でも2煎目・3煎目でも同じくらいのカテキンが抽出されます!
急須でお茶を淹れる時、1煎だけ(1回だけお湯を注ぎ淹れる)で終わるのではなく、2煎目・3煎目まで淹れるのも良いですね!
お茶の味的にも、3煎目くらいまでなら十分美味しいお茶を飲むことができます(^^)/
最後に…
冬に温かいお茶を淹れて飲むのは、美味しく体も温まり、心安らぐひと時を楽しむことが出来ます(^^♪
日本らしくて、幸せと感じることが出来るひと時でもあるのではないでしょうか…?
しかし、インフルエンザ予防や健康の観点からも、お茶を淹れて飲む行為はメリットがあります。
カテキンの中でも最も優秀な「エピガロカテキンガレート」を効率よく摂取できるのです!
これから冬本番となる日本。
健康の面からも、心安らぐひと時を作り楽しむためにも、お茶を淹れて飲む時間をつくってはいかかでしょうか…。