今週は比較的暖かい日が続いています。
強い風が吹く時間帯もあるため、肌寒く感じることもありますが、気温的には平年よりも2℃・3℃は確実に高くなっています。
日中の最高気温は12℃前後…。
山間部なので街の方と比べると寒いですが、平年のこの時期の気温と比べると、やはり少し高めの気温となっています。
これから本格的な冬へと向かう12月上中旬。
ミツバチたちも活動を本来であれば、屋外での活動を控えるようになる頃なのですが…。
まだまだ活動中のミツバチ
ミツバチは寒くなると屋外での活動を止め、巣箱の中で冬をやり過ごす…越冬をする生き物です。
西洋ミツバチは気温が15℃以下になると屋外での活動を停止するようになるとされています。
川根町上河内地区では、平年よりも気温は高いですが、最高気温は15℃を超えていません。
そのため、年内の屋外での活動はもうないかな…と思っていたのですが、まだまだ元気に活動しています(^^)/
もちろん、気温の低くなる朝や夕方は巣箱の中にいて、外に出てくることはほとんどありません。
しかし、日中になると元気よく巣箱から出て、飛び回っていました!
教科書的には気温15℃を下回ると活動を停止する…とされていますが、もう少し低い気温でも飛ぶことはあるようです!
給餌(きゅうじ)
12月になると咲いている花の数は、春や夏と比べるとガクンと減少します。
山を歩いてみても、咲いている花を見ることはほとんどありません。そのため、ミツバチたちも蜜集めに苦労しているのでは…?と思っていたら、意外と足に花粉を付けたミツバチがやって来ていました(゚д゚)!
ミツバチたちの咲いている花を探す能力の高さに、改めてビックリしています!
しかし、時期的に見れば花の量はそれほど多くはないでしょう…。
そこで、ミツバチたちに砂糖水をあげる(給餌と言います)ことにしました!
給餌に必要なのは、
・お湯
・砂糖
・砂糖水を入れる容器
・割り箸や木の枝
などです。
どれも、手軽に手に入れることのできる物ですね!
砂糖は色々な種類がありますが、基本的にはどのような種類でも大丈夫です。
今回はスーパーで安く買うことができ、料理での使用も多い「上白糖」を使用しました。
砂糖水の作り方はとても簡単(^^♪
砂糖をお湯『1対1』の割合で溶かすだけです。お湯を使用するのは、砂糖を溶けやすくするためとなります。
また、砂糖とお湯はきっちり量らなくても問題ありません!
大体で問題ありません。
砂糖水が出来たら、巣箱横に置いたお皿に補充。
巣箱の中に設置することもありますが、私が現在飼っている巣箱では中に設置することができないため、外に置いています。
砂糖水を補充する時は、40℃以下に冷めてから行います。
熱すぎるとミツバチたちにダメージがあるため、注意しましょう!
また、砂糖水だけではミツバチが足を滑らせて溺れてしまうことがあります。何か摑まる物がないと、砂糖水からの脱出は難しいです…(>_<)
そこで、割り箸や木の枝などをお皿の中に入れて足場を作ります。私は、その辺に落ちていた木の破片を使っています。
これで、もし足を滑らせて砂糖水に落ちてしまっても脱出できますし、足場に飛んでいき砂糖水を利用することも可能です!
無事に冬越ししてくれることを願って…
今年の初夏に巣箱に住み着いてくれたミツバチ…。
まずは1年間しっかりと飼うことを目標としていたため、はちみつの採取は行っていません。
そのため、現在の巣箱の中には冬越しをするための蜜が蓄えられているでしょう。
さらに給餌を行うことで、冬の間にエサ不足になってしまうのを確実に避けれると良いなと思っています。
無事に冬越しが出来れば、春に分蜂する可能性も高まります!
※分蜂:女王バチと働きバチが増えて、新しい住処へ移動すること。
飼育できるミツバチの数も増えるかもしれないので、無事に冬越ししてくれることを祈り、手助けできる事はしていきたいと思います(^^)/