日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

茶草場も冬モードに…

こんばんは。

今日はクリスマスイブ…という事で、クリスマスならではの食事や遊びを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか…?

 

おかのや農園では以前まではツリーを飾ったりしていましたが、近年は行っていませんね…。

ちなみにツリーを飾る時は、山からモミの木を見つけてきて、切り出すところからスタートしていました!

 

今ではコンパクトなツリーも販売されていますし、また行ってみたいものです!

 

ただ出掛ければ、各地でイルミネーションを見ることができますね

川根町家山地区にある「天王山公園」では5万球ほどのイルミネーションを見ることができます!

 

こちらは機会がありましたら、投稿したいと思います(^^)/

 

 

茶草場も冬モードに…

茶畑周辺には、あえて草を生やしている部分があります。

このような場所は畑の形が悪かったり、斜面の角度が急過ぎるため、お茶の樹を植えて育てるには労力が大きすぎるのです。

 

しかし、何も植えないままでは、大雨が降ったときに土が流れてしまったり、土砂崩れのリスクが高まります。

逆に背の高い木があると、茶畑が日陰になってしまうため、こちらもダメ…。

 

そこで、あえて草を生やしておくことで、斜面を保護するとともに、植物や昆虫の住処としているのです(^^)/

このような草場には様々な種類の植物が生えていて、昆虫の姿も色々と見ることができます。

 

植物にとっても、昆虫にとっても優しい場所…さらに土砂崩れなど災害発生のリスクも低減できます。

 

また春には山菜(ワラビ・ゼンマイ・ヨモギなど)を採ったり、冬には刈り取った草を茶畑に敷くことも出来るため、お茶づくりを行う上でもメリットが大きいです。

 

そんな草地のことを『茶草場:ちゃぐさば』と言います。

 

茶草場は、最低1年に一度草刈りを行う必要があります。

ほったらかしでは、木が生えてきてしまったり、力の強い植物ばかりが育ってしまうため、適度に手入れをする必要があるのです。

 

おかのや農園では9月中下旬に草刈りを行っています…。

そして、11月には茶畑に刈った草を入れ、お茶の樹を寒さから守る手助けを行います。

 

そんな茶草場も、12月下旬になると完全に冬モードになりました。

写真は茶草場の代表的な草である「ススキ」です。

9月に草刈りを行ってから、再び葉を伸ばします。もちろん、気温が低くなる時期なので、あまり伸びませんが…。

 

12月になり霜がたくさん降りるようになると、緑色だった葉っぱは赤みを帯びてきます。

多分、霜や寒さの影響を受けているのでしょう!冬になると枯れてしまう植物なので、真冬の時期には一旦枯れてしまうのです。

 

しかし、ススキは根っこの部分に栄養分を蓄えています。

春になり気温が上がると、再び成長し始めるのです(^^♪

 

それまでは、しばしのお別れ…。

ススキの葉が赤色っぽくなるのを見ると、冬が深まっていることを実感します。