日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

お茶の栽培と雪について

こんばんは。

昨日夕方から冷たい雨が降り始め、今日も未明から降り続いています。

 

静岡県でも山間部で雪になるかもしれない…ということで雪とならないか心配でしたが、今回も雨のままとなりました!

ただ、東部地域や伊豆の山間部、南アルプスに近い標高の高い場所では雪となった可能性もありますね。

 

温暖な静岡県沖縄県の次に雪が降らない」と言われることもありますが、これは中部・西部地域の市街地に限ります。

場所によっては積雪もありますし、道路が凍結する可能性もあるため、車の運転などには注意が必要です。

 

ちなみに5年ほど前に、僅かに雪が降り島田市街と川根方面を結ぶ道路が凍結したことがあります。

その時はものすごい渋滞が発生…(^^;)

 

普段であれば10分程度で行ける距離が、1時間以上かかったことがあります。

車のタイヤは1年を通してノーマルが多く、凍結した道には慣れていないため、本当に僅かな積雪でも大混乱になる地域です。

 

冬になると雪に関するニュースが取り上げられることも多くなります。そこで今回はお茶の栽培と雪に関しての投稿です(^^)/

 

雪による害『雪害』

お茶が盛んに栽培されている地域は、ほとんど雪が降りませんし、降ったとしても積もらない地域が多いです。

 

静岡県でも、山間部ではたまに雪が積もることがありますが数㎝程度が大半。

静岡県を代表する茶園「牧之原台地」では、積雪することはほぼ無いと思いますし、見聞きしたこともありません。

 

 

では、もし仮に数十センチもの雪が積もる環境であったら、静岡県は茶産地となったでしょうか…?

 

お茶の樹は1年中葉を付けている常緑樹。

さらに栽培の特徴として、カマボコ型に樹の形を整えることが多いです。

 

そのため雪が降れば、お茶の樹の上にも雪が積もってしまいます。

 

数㎝程度の積雪であれば問題ないでしょう…。

しかしたくさん積もってしまうと、雪の重さにより枝が折れるなどの影響が出てしまう事があります。

 

このような雪・積雪による被害のことを専門的には『雪害:せつがい』と呼んでいます。

 

ちなみに、おかのや農園のある川根町上河内地区では雪による気象災害は受けたことはありませんね。

1年に1・2回程度は雪がちらつくことはありますが、積もることはほとんどありません。また、積もったとしても5㎝程度となることが多いので、雪害の心配はほとんどしていません。

 

しかしながら、もし静岡県が数十センチもの積雪がある環境であれば、お茶ではなく他の作物の産地となっていたでしょう!!

 

対策を行えば栽培も可能

では雪がたくさん積もる地域ではお茶の栽培は行えないのでしょうか…?

 

答えはNOです!!

新潟県秋田県など豪雪地帯で知られる地域でも、お茶の栽培が行われていることがあります(^^)/

 

ある程度の積雪があれば、雪による保温効果が得られるため、寒さによる影響は避けることが出来ます。

 

あとは雪の重さで枝が折れてしまうのを防ぐのみ…。

お茶の樹の葉っぱや枝に直接雪が積もらないようにカサを立てたり、仕立て方を変えたりすることである程度は対応することが出来ます!

 

ただし、静岡県のような茶畑の状態であれば、雪で完全につぶされてしまうでしょう…。

 

いずれ雪国での茶の栽培を勉強しに行ってみたいものです(^^♪