日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

タマネギ栽培 1回目の追肥を行いました

昨日は冷たい雨が1日を通して降り続き、今日は午前中を中心に濃い霧が発生したり、雲が空を覆うどんよりとした空模様となりました。

昨日の雨の影響なのでしょう…。日中の気温はずいぶんと暖かく、体感的には梅雨時期のような陽気に感じました。

 

「いったい寒さはどこへ?」

そのように感じることが多い1月の下旬です。

 

ただし、来週からは気温が下がるようですね。

日ごとの気温差が大きくなりそうなので、体調管理などにはお気を付けください!

 

タマネギの生育状況

昨年の秋に植え付けたタマネギの苗ですが、今のところ順調に育ってきています(^^)/

今シーズンは暖冬傾向となっていますが、冬なのである程度は寒いもの…。また、日が当たる時間が短い時期なので、植え付け時と比べてはっきりと分かるほどの生長はしていません。

 

やはり、それなりに暖かくなり、たっぷりとお日さまの光を浴びるような時期になると、グングン生長していくようですね!

 

また地域によっても多少違いがあります。

島田市街の畑では、すでにそれなりの大きさ・太さになっていましたが、川根町上河内地区は島田市街と比べて気温が低め…。そのため、生長も遅れ気味となっています。

植え付け1~2週間後

 

1月下旬時点

 

草丈の高さや茎の部分の太さは大幅には変化していません。

ただ、1月になり少しずつ葉の数が増えてきているようにも感じます。

新しい葉が伸びてきている様子もハッキリと確認することが出来ます。

今後、気温が少しずつ高くなり昼の時間が伸びていくことで、どんどん生長していくことに期待です(^^♪

 

ただし、今シーズンは平年よりも雨が降る日が多いような印象も受けます。

雨が多い・湿度が高い環境は、植物が病気になりやすい環境です。

(植物の病気の大半は「カビ」を原因としているため『カビが生えやすい環境=植物が病気になりやすい』といえます)

 

そのためなのか、葉っぱの一部が茶色く枯れ黒い斑点が出ている症状が見られました。

多分病気だと思うので、葉っぱの症状から病気を調べ、農薬散布などの対策を今後行っていきます。

 

ただ今回は、タマネギの今後の生長に合わせ『追肥』の一回目を行いました。

 

追肥で栄養補給

タマネギの苗を植え付けた際に『元肥』は施しました。

元肥』というのは、植物の種や苗を植える前に施す肥料の事です。

 

植え付け後あるいは種まき後から、順調に生長してくれるように作物に合わせた量を施すのですが、栽培期間が長い野菜では肥料分が途中で足りなくなってしまう事があります。

 

タマネギの場合は、植え付けから収穫まで半年以上の時間がかかるため、栽培期間は長い野菜となりますね!

 

元肥だけでも育たない訳ではありませんが、それはマラソンランナーに「給水なしで走れ」と言うようなものだと思っています。

生育の途中で、その後の生長に合わせて適切な量の肥料を施すことで、作物は元気に育ってくれるのです。

 

また、秋に植え付けてから冬越しをさせる必要があるのですが、あまり大きく育て過ぎてしまうと冬越しに失敗する可能性が高まります。

そのため私は、元肥は少し控えめに施すようにし、追肥を適度に行うことで栄養分を補給できるようにしています(^^)/

 

このように栽培途中で施す肥料の事を『追肥』と言い、作物の種類・生長状況に合わせて適切な肥料を適切な量だけ施していきます!

 

タマネギの追肥は2~3回ほどが基本

タマネギの栽培では、1月頃から3月頃にかけて2~3回ほど追肥を行うのが基本とされています。

育てる品種により追肥を行う時期や回数が多少違うのですが、標準的な中生品種では1月中下旬から1カ月に1回の頻度で追肥を行うのが良いとされているようです。

 

注意点としては「肥料の量」と「行う時期

「肥料を沢山あげすぎたり、追肥の時期を逃してしまうと、ぶくぶくで締まりの悪いタマネギに育ってしまう事があります。

 

また、貯蔵性が悪くなったり病気に感染しやすくなる可能性も高まるため、追肥の行い方には注意が必要です。

 

肥料の種類によって植物が肥料分として吸収できる成分の量は違います。有機肥料と化成肥料では、その差はとても大きいですね。

 

そのため、タマネギ専用の肥料またはタマネギに施す場合の量が明記されている肥料を使用するのがおすすめです。

 

肥料によって成分量や特徴が違っているため、専門店に相談して購入するのも良いですね(^^♪

 

追肥作業

今回の計3回行う予定である追肥の1回目です。

 

・収穫まで4カ月ほど時間があること

・土の温度が低いため、肥料の吸収が遅いこと

などを考慮して、元肥の時に使用した「ぼかし肥有機質肥料)」を使用する肥料として選択しました。

まいた量は1㎡ほどの面積に2~3握りほど。

有機質肥料なので含まれている肥料の成分量は少なくジワジワと効果が続くため、今回は袋に記載されていた量よりも少し多めに施しました!

 

施し方も簡単です。

タマネギが植えられている畑部分に、上からムラが出来ないようにパラパラと肥料を落としていくだけ…。

 

一か所にまとまった量の肥料を施すと、肥料により植物の根っこがダメージを受けることがあるため、まんべんなく施すのがポイントです。

 

また、肥料をまいた後は土を混ぜておくのも重要!

特に有機質肥料の場合は、土の中にいる微生物たちが肥料を分解することで植物が吸収できる形へと変化します。

 

そのため肥料を施した後、特に有機質肥料を施した後は肥料を土を軽く混ぜておくことが重要です。ちなみに深く耕す必要はありません。

小さなクワを利用して、土の表面をかき回すようなイメージで、肥料を土を混ぜて行きます。

このような手のひらサイズのクワがあると便利ですね(^^♪

 

最後に

今後の気温も平年より高めで推移…

暖冬傾向がまだまだ続きそうで、どのような形で春がやって来るのか判断するのが難しそうです。

 

気温の推移、雨の回数や量は作物の生長に大きく影響するため、生長状況を観ながらしっかりと手入れをしていく必要があります。

 

今回行ったのはタマネギの1回目の追肥です。

あと2回は行う予定でいますが、今後のタマネギの生長や天候を考えながら、無事収穫を迎えることが出来るように育てて行きたいと思います!