日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

お茶の「無添加」表示は違反行為! お店選びの注目ポイント

今回はお茶の購入先の選び方と購入したお茶の保存方法について投稿していきたいと思います。

 

現在お茶の小売店は減少していますが、専門的な知識を持っている方が多いので相談しながらお茶を選ぶことが出来るメリットがあります。

 

どんなお店が良いのか…?

良いお茶と出逢うためには、良いお店と出逢うことが第一!!

 

お店を選ぶときの重要なポイント、インターネット上のお店で購入する時のポイントをまず紹介していきます。

 

そして、購入したお茶の保存方法とちょっと裏話的なものも投稿していきたいと思います(^^)/

 

 

お店選びのポイント

まずは実店舗を選ぶときのポイントです。

 

昔と比べるとお茶専門の小売店は減少しているようですが、近年は日本茶カフェなども続々と登場…。

お茶を取り扱うお店がちょっとずつ増えているようにも感じます(^^♪

 

やはり実店舗の方が色々と相談しながら選べますし、商品を実際に手に取って選べるのもメリットですね!

 

お店で購入する場合にポイントとなるものは…

茶葉(ちゃよう)で話が通じるか…?

試飲をさせてくれるか…?

茶葉の見本を見せているか…?

この3つが重要となると思っています!

 

 

まず「茶葉(ちゃよう)で話が通じるか…?」ですが、

実は『茶葉』という文字は正式は『ちゃよう』と読みます!

 

近年はテレビのCMでも、キャスターさんでも『ちゃば』と呼んでいますが、実は正式には『ちゃよう』となるのです(^^)/

 

もちろん言葉は時代と共に変化するもの…。

私自身も『ちゃば』と呼んでも全く問題ないとは思います。何より、分かりやすいですし、言いやすいですしね(^^♪

 

ただし、お茶のことを勉強したことがある人なら『ちゃよう』と読むのが正しいことを知っているはずです!

 

例えば

「これはどんな茶葉(ちゃよう)ですか…?」

と質問した場合、話がしっかりと通じたり『ちゃよう』に反応したら、最低限お茶のことを勉強している証拠となります!

※『ちゃば』の方が分かりやすいため、あえて『ちゃば』と読む方もいるかもしれません…。しかし、日本茶アドバイザー・インストラクターの方などは『ちゃよう』と言うと思います。

 

 

続いてのポイントは『試飲させてくれるか…』になります。

 

お茶は人により全く好みが違いますね(^^;)

香りが強くてうま味が強いものが好みの方もいれば、苦味・渋味が強いお茶の方が好みの方もいらっしゃるでしょう…。

また、普通蒸し煎茶と深蒸し煎茶では、淹れた時のお茶の色が全く違う物になりますね!

 

産地・品種・加工方法などにより、お茶の味・香りは大きく異なってきます…。

そのため、気軽に試飲に応じてくれるお店の方が絶対におススメです(^^)/

 

お茶の生産者としては、やはり

「好みのお茶を飲んで頂きたい!」

「購入した後で後悔してほしくない!」

と思っています。

 

そのため、購入する前に試飲をさせてくれるお店がおススメです!

 

 

3つ目の『茶葉の見本を見せているか?』は、2つ目と似たポイントになりますね…。

 

茶葉は「酸素」「湿気」「温度」「光」などの要因により変化します。

そのため、茶葉が変質しないように光を通さない袋に入れて販売してあるのが基本です!

 

ただし、これは茶葉を見ることが出来ない…というデメリットにもなります。

 

お茶の品質を維持するためには必要な包装なのですが、中の茶葉を見本として見られるようにしておくことは、販売店としては最低限必要な行為だと思っています!

 

お店でお茶を購入する際は、

『茶葉(ちゃよう)で話が通じるか…?』

『試飲をさせてくれるか…?』

『茶葉の見本を見せているか…?』

この3つが重要なポイントとなると思います。

 

 

インターネットで購入する時のポイント

実店舗に出掛けるのが難しかったり、遠くの産地のお茶・珍しいお茶などが欲しい場合は、インターネットが便利ですね(^^)/

 

ホームページなどから生産者の想いや販売店の想い・こだわりを知ることが出来るのもメリットになるでしょう!

 

珍しいお茶が販売されていたり、品種や農場ごとにお茶を販売している方も増えてきていますね…。

 

何よりも自宅で購入できるということ、手軽に購入できることが最大のメリットとなるでしょう(^^♪

 

しかし、インターネットで購入する際は商品紹介の言葉などに注意する必要があります!

 

特に注意すべき言葉は

高級』『最高』『特選』『特上

などになります。

 

これらの言葉は、お茶の紹介としてよく目にすることがありますが、明確・客観的な根拠がなければ表示してはいけません!

事実が曖昧な表示となるため、不当表示にあたる可能性がありますね。

 

そのため『高級・最高・特選・特上』などの言葉をたくさん使用しているサイトは、注意する必要があるでしょう!

 

またお茶は通常、添加物を使用しないで製造します。

そのため『無添加』という表示もあまり良くありませんね…。

 

このような言葉には惹かれてしまいがちですが、インターネットなどで購入する際は注意が必要な言葉になるのです!

 

続いてのポイントは…

お試しパック」などの少量・安価なお茶を取り扱っているか…になります。

 

インターネットでは直接お茶を見ることが出来ません。また、試飲をすることも出来ませんね…。

 

お茶を購入してみて「なんか違う…」と後悔はして欲しくないです(^^)/

 

そのため、10~20・30g程度の少量のパックを取り扱っているお店で、そのお茶を購入してから判断することをおすすめします!

 

お茶は100g程度の量で販売されていることが多いです。

買ってみたのに「なんか違う…」と感じてしまうと、かなりのお茶をムダにしてしまいますね…。

 

飲むとしてもちょっと苦痛になってしまうかもしれません。

 

私自身も2・3回は経験していますし、お茶の生産者としても後悔してほしくない…と思っています。

 

もっと少量・安価なパックを増やしてほしいものですね(^^;)

 

インターネットで購入する時は

高級最高特選特上などの言葉

少量・安価なパックの取り扱い

などに注意してお店・お茶を選ぶことをおすすめします。

 

 

お茶の保存方法と後熟

購入したお茶の保存方法は『冷蔵庫』あるいは『日が当たらず涼しい場所』に置くことをおすすめします!

 

直射日光が当たる場所は、茶葉が熱くなってしまうためダメ。

ジメジメした場所・湿度が高い場所もNGです。

 

戸棚の中なら大丈夫ですが、シンクの下などは止めた方が良いですね!

 

また『冷蔵庫』で保管する場合は封を切る前に半日から1日ほど室温の場所に置いておくことが必要になります。

 

冷蔵庫から出していきなり封を切ると、茶葉に水滴が付き(結露)水分を吸収してしまうのです(>_<)

 

冷蔵庫でお茶を保存する時は、この点に一番注意してください!

また、封を開けた茶葉は『茶筒』に入れて保管することをおすすめします。

 

ちなみに、おかのや農園では1年間に飲むお茶は1番茶シーズンの物を準備、保存しておきます(^^)/

以前は冷蔵庫で保存していた時もありましたが、現在は段ボール箱に入れて物置スペースに置いてあります!

直射日光は当然当たらない場所ですし、物置スペースなのでちょっと温度は低め…。温度変化も小さい場所です。

 

お茶を保存するには適した条件なので、半年以上すると渋味や苦味が穏やかになり、まろやかな味わいに変化します。

 

お茶を適切な環境で保存した結果、お茶の風味が良くなることを『後熟』と言ったりするのですが、まさにそんな感じですね(^^♪

新茶の時の味や香りも良いのですが、私自身は半年以上経過しちょっと『後熟』したお茶の風味の方が好みです!

 

ただし、どんなお茶でも美味しくなるわけではありません。

まず蒸し時間が短いお茶『普通蒸し煎茶』『玉露』であること…。

 

さらに、もともとのお茶の品質が良いこと…が必要最低限の条件です。

 

そのため、保存して美味しくなるかはやってみないと分からないですね…。

 

新茶シーズンに購入したお茶の一部を、冷蔵庫などで半年以上保管してみるのも面白いかもしれません(^^)/

 

 

まとめ

良いお茶を購入するには、良いお店・良い売り手から…!

 

『茶葉』を「ちゃよう」と読む人は、お茶の勉強をしている人のサイン…。

また、試飲をさせてくれたり茶葉を見せてくれるお店で購入するのがおすすめです!

 

インターネットで購入する際は『高級・特選』などの言葉を使用しているお店には注意してください。

また『無添加』という表示も適切ではありません!

 

インターネットで購入する場合は、茶葉を確認したり試飲できないため、まず少量・安価なパックを購入し飲んでみてから判断するのをおすすめします!

 

私はお茶の生産者として、消費者の方には自分好みのお茶を見つけて頂きたいと思っています。

好みのお茶、良いお店を見つける判断材料の一つになれば幸いです…。