こんばんは。
川根町は現在、桜が満開です(^^)/
山桜も咲き乱れていて、様々な場所がピンク色に染まっています。
いつもなら山桜が少し遅れて開花したりするのですが、今年は一斉に咲いていますね…。
そのため平年と比べてもかなりキレイに咲いている年ではないかと思います!
ただ、今年はコロナの影響によりかなり静かな状態ですね。
大井川鉄道のSLも大幅に運休するようです…。SLの車内は「3密」の条件に近いため、勇気ある決断だったと思います。
また平年であれば「さくら祭り」が行われていますが、今年は中止!
駐車場は用意されているようですが、先日の時点では確認できませんでした。
地元民としては来て欲しい気持ちがある一方で、感染拡大を防止するために我慢してほしい・来るのを控えて欲しい…という思いもあります。
今年の春は今までない異様さですが、季節は確実に進んでいる今日この頃です!
萌芽とは…
先日から「お茶の芽が萌芽した」などと記事を書いていますが、そもそも『萌芽』とはどのような状態なのか説明していませんでしたね…(^^;)
お茶の芽は長い冬を耐え、春になり気温が上がり始めると少しずつ膨らみ始めます。
そして桜が咲く頃になると『萌芽』をするようになりますね!
お茶の芽が『萌芽』すると新芽となるのですが、萌芽とは芽と新芽のちょうど境目の状態になりますね(^^)/
春から伸びるお茶の新芽は、冬の間は『包葉:ほうよう』という葉っぱに包まれています。
「包葉」とはコートのような物…。
冬の寒さや乾燥、病害虫などからお茶の芽を保護している葉っぱになります!
そして春になり芽吹かせる頃になると包葉が二つに割れて中から新芽が伸びて来るのです(^^♪
赤く囲った部分が『包葉』になります。
冬の間はピッタリと閉じた状態…。硬く締まったような状態になっていますね!
そしてお茶の芽の『萌芽』とは、新芽が伸び始め『包葉』の2倍ほどまで生長したタイミングになります。
この写真の場合は、まだ新芽が少し小さいですね…。
あともう一回り大きくなれば『萌芽した』と言える状態になります!
日々変化するお茶の芽をチェック…。
『萌芽』した芽が大半を占めると…
「萌芽した!」と言う事が出来るのです(^^)/
現在、少しずつお茶の萌芽が進んでいます。
もう間もなく全ての畑で「萌芽した」と言える状態になりそうです!!
お茶農家にとって、お茶の芽の萌芽はとてもワクワクするものです…。