日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

シーズン始めは手摘み

おはようございます!

2020年の新茶シーズン2日目を迎えました。

 

新茶シーズンは10日から2週間適度続くのですが、今年はお茶の芽の生長もゆっくりなので、2週間近くかかるかもしれませんね…。

 

そんな新茶シーズンですが、シーズン入りしてから5日から1週間すると、お茶の芽が収穫適期となるようにしています!

現在は、収穫適期より少し早め…といった感じですね(^^;)

 

これは『みる芽』での収穫を徹底しているためです!

若くて柔らかい芽のことを『みる芽』と言うのですが、上河内地区では徹底的に品質にこだわっているので、品質の良い若い芽『みる芽』を収穫するようにしています。

 

そのため収穫量は、静岡県全体の平均を下回るようになるでしょう…。

ある程度の収穫量は欲しいですが、品質を落とすことは絶対にしたくないので、多少収穫量が少なくても『みる芽』での収穫を徹底しています(^^)/

シーズン入りした頃はまだ芽は小さめです。

現在は、手でお茶の芽を収穫する「手摘み」を行っています。

 

お茶摘みをしている光景は、初夏の茶畑ならではですね(^^;)

うるさいほどの多様な鳥の鳴き声を聞きながら…。お茶を摘むときの音を楽しみながらお茶摘みを行っています!

 

あと、3日ほどは手摘みのみの収穫となり、その後機械での収穫も始まります。

機械での収穫が始まるようになると、新茶シーズンがピークを迎えるようになりますね。