おはようございます。
一雨降って、今日から再び新茶の収穫・製造が始まります。
現在は収穫をしていない畑よりも収穫を終えた畑の方が多くなり、新茶シーズンは終盤へと突入しました!
残り数日間。
体への疲れが溜まってくるタイミングではありますが、良いお茶を作っていけるように頑張っていきます(^^)/
大海(だいかい)とは
今日の一枚はこちら…。
昨日、朝4時半頃に撮影したお茶工場の写真です。
この俵のような袋の中に、出来た荒茶が30㎏入っています。
9日に収穫したお茶は収穫後ただちに製造を始め、製造が終わるのが翌日の3時・4時頃…。その後、袋詰めを行い荒茶を出荷します。
この荒茶をいれる袋は『大海:だいかい』と呼ばれる物です!!
なかなか面白い名前をしていますよね(^^)/
大海は、紙・ビニール・紙の三層構造の袋となっており、かなり丈夫に作られています。
お茶は湿気や水分を嫌い食品であるため清潔さも求められます。そこで、湿気の防止と清潔さの観点から、間にビニールの層がある紙製の袋を使用しているのです!
お茶工場で出来上がった荒茶は『大海』に入れて出荷…!
この状態で取引されたり保管され、仕上げ加工(火入れなど)を行い消費者の方の元へ届くお茶となります。
大海に入れられた荒茶は、荒茶としては完成品ですが、お茶としてはまだ未完成の物…。
仕上げ加工をした時に最高に美味しくなるように荒茶を作ることが何よりも大切な事です!!
ちなみに、上河内地区は共同でお茶工場を運営しているため、深夜の掃除や製造は当番制で行っていますね!
9日深夜から10日の朝にかけて掃除・製造の当番でした(^^;)