日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

米ぬかを使用したクワシロカイガラムシ防除を実験

お茶の樹にも様々な病気が感染し、害虫の被害に遭うこともあります。

害虫に関しては「チャノ○○」などと、「チャ」という文字が含まれている虫が多いため、もともと虫が付きやすい植物となりますね…。

 

もちろん、適切に肥料をまいたり剪定を行うことで病害虫が発生しにくい環境を整え、さらに天敵などを守りながら防除を行うことで、健康的なお茶の樹を育て安全で品質の良いお茶づくりを行っています(^^)/

 

農薬を使用するとしても、天敵や周辺に生息している昆虫・動物、私たち人に対しても優しい物を選択するようにしていますね!

 

農薬を使用しても病害虫をゼロにすることは出来ません。

天敵なども殺してしまう影響の強い農薬を使用すると、かえって害虫が増加する事もあるため、とにかく『天敵』の存在は重要となります(^^♪

 

クワシロカイガラムシは天敵に任せて…

お茶の枝部分に住み着き、樹液を吸うことでお茶の樹にダメージを与える『クワシロカイガラムシ』という害虫がいます。

※石垣部分から自然に生えてきたお茶の樹です。

枝部分にある白い粒々がクワシロカイガラムシとなります。

 

枝部分に生息しているため防除が難しく、さらに防除の適期も短いちょっと厄介な害虫です…。

 

ただ、天敵がいると発生が抑制されるため、天敵を守ることが重要となりますね。

 

ちなみにおかのや農園の茶畑でのクワシロカイガラムシの発生はゼロではありませんが、お茶の樹に影響を与えるほどの発生量ではなく、さらに天敵によりしっかりと抑制されているため、何年もクワシロカイガラムシを対象とした農薬散布は行っていません。

 

米ぬか防除

本題のクワシロカイガラムシの米ぬか防除についてです。

 

実は、以前クワシロカイガラムシの防除法として「米ぬかをまく」という方法を目にしました。

 

そこで、本当に米ぬかにより防除できるのか…などを確かめるために、今回米ぬか防除を実験してみることにしたのです!!

 

散布するお茶の樹は、石垣部分から生えたこの写真の樹…。

多分、石垣部分から生えてきたことで、しっかりと根を張ることが出来ず樹勢が弱くなっているのだと思います。

そのため、クワシロカイガラムシの被害に遭いやすくなり、さらに樹勢が低下…。さらに病害虫の被害に遭いやすくなる悪循環に陥ってしまいますね…。

 

このお茶の樹を使用して米ぬか防除を試してみます(^^)/

 

用意する物は

・水を入れた霧吹き

・米ぬか

以上です。

霧吹きは、米ぬかが付着しやすくなるように枝を濡らすために使用します。

 

また米ぬかは、コイン精米所で余った物を頂いてきました。

 

手順としては

・霧吹きでお茶の枝をしっかりと濡らす

・濡らした枝に米ぬかを振りかける

以上になります。

非常に簡単ですし、特別な資材なども必要ないですね。

この状態でしばらく放置し、防除できるのかを確かめていきたいと思います!