日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

雨のやみ間を狙って更新園のナラシを実施

おはようございます!

今朝の川根町上河内地区は涼しい…というよりも寒いくらいの気温となっています。

 

完全な梅雨寒ですね(^^;)

夜はぐっすりと眠れますが、今朝に関しては寒くて起きたような感じです。

 

また雨も未明から降りだしています。

週末にかけてまとまった雨になりそうなので、雨の降り方や今後の予報などには注意していきたいと思います。

 

7月上旬の更新園

5月に中切りを行った更新園。

作業直後は茶色の枝が見えている状態だったのですが、1か月もすると芽が伸びてきて黄緑色へと変化していきます。

 

そして現在では…。

伸び始めた芽がさらに大きくなり、葉を広げ緑色の茶畑へに戻りました!

 

かなり良い状態の芽が伸びてきています(^^)/

収穫してお茶にすればよい物が出来そうですが、この芽はナラシ作業を行い刈り落とすことになるのです。

また長雨の影響により病気が発生する可能性が高まっています。

葉っぱが10時間以上継続して濡れていると感染が成立する可能性が高まるのです。

 

さらに多湿の環境が続けば、発病もしやすくなってしまいますね。

 

実際、多湿な環境で発生しやすい「もち病」と言う病気の葉がチラホラと見られました。

 

病害虫の防除の観点からも、伸びた芽を一度カットする作業を行う必要があるのです!

 

更新園のナラシ作業

浅刈りは病気になりやすい部分を取り除く作業になるため雨の降る中でも作業を行いましたが、今回のナラシ(整枝)作業は雨の中行うのは禁物です。

 

まだ葉が完全に成熟していないため、ナラシ作業で出来た傷から病原菌が侵入し病気になる可能性が高いのです(>_<)

 

さらに雨が降っている状況では病気も広がりやすいため、雨の中で更新園のナラシ作業を行うのは自分たちで病原菌を塗り広げるような行為になります。

 

そこで、雨のやみ間を狙って更新園のナラシ作業を実施しました(^^)/

何とか天気に恵まれ無事に作業を行うことが出来ました。

伸びた芽を一旦カットするため、茶畑の雰囲気もスッキリとしますね!

 

刈り残した部分の葉っぱや茎が充実すると再び芽が伸び始め、さらに充実したお茶の樹になってくれるのです(^^♪

 

また更新園のナラシ作業を行ったら直ちに防除作業を行います!

新しい葉っぱに傷を付けると「輪斑病」という病気が発生することがありますし、浅刈りを行ったことで住処を失った害虫が集まってくることがあります…。

 

害虫の被害が集中して発生すること、あるいは発生源となるリスクがあるため防除を行うのです!

 

更新園のナラシ作業と防除はワンセットになるため、雨のやみ間を狙って行うことになります(^^)/

 

ちなみにナラシでカットした枝葉はもったいない感じもしますが土に還します。