この頃の暑さはミツバチたちにもきっと堪えていることでしょう…。
朝から巣箱の周辺で風を起こす働きバチの姿を見ます。
今回は久しぶりのミツバチについての投稿です。
今年は分蜂なし
まず今年のミツバチの分蜂ですが、長梅雨などの影響があったのか分蜂はしませんでした。
現在飼育している巣箱から分蜂することは無かったですし、分蜂した群が巣箱に入ることもなかったですね。
そのため、今年は飼育している群を増やすことは出来ませんでした。
まあ、この点に関しては自然任せなので仕方がありませんね…。
来年以降に期待したいと思います。
入口周辺に…
今年は分蜂しなかったですが、群れとして弱まっている気配はあまりありません。
ハチの数としてはかなり増えてきている方だと思います。
特に最近は、巣箱の中ではなく巣箱の外にいる働きバチも増えてきました。
塊になっている事もあるので、ちょっと異様な光景にも見えます…。
巣枠式の巣箱だったり重箱式の巣箱であれば、箱を継ぎ足すことも可能です。
しかしこの巣箱では継ぎ足したり引っ越しさせることも出来ないので、このままの状態で我慢してもらうしかありません…(^^;)
巣箱の入り口付近では羽を動かして風を起こしているハチも目立ちます!
巣箱に近付くとほのかに甘い香りがしてくるのは面白いですね(^^)/
暑さ対策
あまりにも気温が高くなると蜜ろうが融けてしまう事があります。
巣が融けてしまうと逃げ出してしまう事もあるので高温は深刻な問題です。
あまり言われることはありませんが、ミツバチが減少している一因にもなっているでしょう!
ちなみに現在主に行っている暑さ対策としては
・日陰に巣箱を設置
・日よけの設置
・風通しを良くする
などでしょうか…。
もともと巣箱を設置する際に、明るいけど夏場は直射日光が当たらない場所、風通しが良い場所を選んでいます。
ただし時間帯によっては日が巣箱に当たるため、日よけを設置して直射日光が当たらないようにしています。
直射日光が当たると熱がこもり、それほどの高温でなくても巣が融けてしまう事があるので注意が必要です!!
また草や木などで風通しが悪くなっていたら、草刈りや枝を払い風通しを良くします。
風通しが悪いとミツバチに病気が発生したり害虫が発生するリスクもあるので重要なポイントになるでしょう…。
またミツバチは水を採取して巣箱周辺に広げ気化熱で巣箱の熱を下げる動きをする…とも言われています。
そのため、巣箱の近くに新鮮な水を採取できるような場所を作ってあげることも有効です!
暑さは人や植物だけでなく、ミツバチたちにも影響するものです…。
時には深刻な影響が発生する事もあるので、十分に対策を行った上で猛暑を乗り越えて行きたいと思います。