9月が始まってすでに1週間が経過しましたね…。
先週のお茶づくりは秋の肥料まきと浅耕を行いましたが、今後は草取りや草刈りが主な作業となります。
9月も下旬になると裾刈りや秋のナラシ作業が始まるので、それまでに茶畑周辺の環境を整えていく事になるのです(^^)/
草取りはお茶の樹の内部から生えてきた物を中心に取り除いていきます。
特に野イモ(自然薯)のツルはしっかりと取り除く必要がありますね…。
冬になるとツルは枯れてしまうのですが、春になると再び伸び始めお茶の収穫時に混入するリスクを高めます。
また、地下部に出来たイモを狙ってイノシシなどがやって来ることも…。
お茶の樹の枝を折られるなどの被害を受けるため非常に厄介です(>_<)
昨年は特にイノシシの被害が深刻でした…。
イノシシの直接的な影響もありますが畑を荒らすことでお茶の葉に傷が付きます。その傷口から病原菌が侵入し「赤焼病」が多発する被害を受けてしまいましたね…。
秋は野イモにムカゴが出来る季節です。
ムカゴにより野イモは増えるため、これ以上増殖するのを防ぐためにも秋までにしっかりと取り除くことが重要になります。
そして茶畑周辺の茶草場の草刈りも行って行きます。
1年に最低1回は草刈りを行うことで、草地としての環境を維持していく目的があります。
また、結果として植物や昆虫の多様性を維持する効果もありますね(^^♪
作業としては地味かもしれません。また思った以上に疲れるのも事実です。
しかし重要な作業であることには変わりないため、しっかりと休息をとりながら進めて行くことになります!!