9月が始まってもう10日が経過しようとしていますね。
猛烈な台風の影響を受けた9月の上旬…。
台風シーズンは始まったばかりなので、今後の台風の発生などが気になります…。
また最近は雷雨となることが多いです。
茶畑にいると雷が非常に怖いので、空模様や周囲の音などに気を付けながら作業を進めて行きたいと思います。
四番茶芽の生育が始まる
9月上旬になると三番茶芽がほぼ完全に成熟してしまいます。
芽の生育が始まって40~50日も経過すれば成熟するようになりますね。
黄緑色だった茶畑は完全に濃い緑色に変化し、落ち着いた色合いになっています(^^♪
そして三番茶芽が成熟する頃になると、次の芽である四番茶芽の生育が始まることに…。
9月になると四番茶芽が伸び始めるため中旬頃になると再び黄緑色っぽくなります。
ただし、四番茶芽として伸びる芽の数は少ないため、まだら模様になりますね。
秋冬番茶のシーズン
静岡県では9月の中下旬になると秋冬番茶の収穫・製造が始まります。
お茶工場から再び良い香りが漂うようになるのですが、おかのや農園のある上河内地区では秋冬番茶の製造は行いません!
少しもったいないような感じもしますが、余分に伸びた伸びた芽は収穫を行わずナラシ作業で刈り落としてしまうのです。
刈り落とした葉っぱは枯れて、土の微生物に分解されて豊かな土づくりに役立ってくれます。そのため、葉っぱを刈り落としてしまう事が無駄になるわけではありません。
一番茶後に行うナラシ作業、二番茶後に行う浅刈り作業、秋に行うナラシ作業…。
1年間に収穫する茶葉の量よりも、ナラシ作業などで刈り落とす葉の量の方が多いですね(^^;)