日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

茶草場を代表する虫「フキバッタ」

おはようございます。

 

昨夜から今朝にかけては雨が降ったり止んだりしている状態です。

気温は低めですが湿度が高いのか、少しジメジメした鬱陶しさを感じますね…。

 

この頃は曇りや雨となる日が多く、夏と秋の空気がぶつかり合っているような印象を受けます。

 

今回の雨が季節を一段と進める事になるのでしょうか…。

 

 

跳べるけど跳べないバッタ

茶畑周辺にある草地…斜面の保護などを目的としてあえて草地として管理している場所になります。

 

刈った草は敷き草として利用することも出来ますし、結果として昆虫などの住処となり植物・昆虫などの多様性を守る役割もありますね(^^)/

 

最近は草刈り作業を進めていますが、カマキリやコオロギ・ツユムシなど様々な昆虫の姿を目にします!

 

そして茶草場を代表する虫の1つが『フキバッタ』です。

 

バッタは羽があり跳ぶだけでなく空を飛ぶことも出来ます。

しかし、フキバッタは羽がなく飛ぶことが出来ないバッタになるのです。

 

9月の上旬頃から少しずつ見ることが出来るようになりますね(^^♪

 

草場に住んでいるのですが、時々お茶の樹の上にいることもあります。

跳んで逃げる事はありますが飛ぶことは出来ないので、見つけることが出来ると観察しやすいです。

 

季節が秋になると見られるバッタになるので、彼らの姿を見ると今年も本格的な秋がやって来た…と実感します。

 

 

カケガワフキバッタ…?

茶草場農法で有名な産地といえば掛川山東地区です。

 

茶草場農法に特に力を入れている地域で、情報発信も盛んに行われていますね。

静岡県の大井川周辺から天竜川の辺りに生息しているとされる固有種のフキバッタには『カケガワフキバッタ』と名付けられているほどです。

 

 

上河内地区で見られるフキバッタも多分カケガワフキバッタになると思います…。

 

フキバッタは、毎年草刈りを行い草地として管理してきたことで守られている昆虫の代表的存在になりますね!

 

彼らをはじめとした多くの昆虫や植物にとっても茶草場は重要な場所となります。

草地として管理するのは意外と大変なのですが、今後もこの環境も守り続けて行けるように努力していきたいと思います。