おはようございます。
朝晩はしっかりと冷え込むようになり、窓には結露がびっしりと付くようになりました。
「夏を忘れないで…」
とまるで訴えかけるように鳴いているセミもいますが、いつの間にか秋の虫の鳴き声が圧倒的に大きくなりましたね…。
気温が下がってくるとお茶の樹の生育は落ちてきます。
新しく芽を伸ばすことをしなくなるため、この時期を狙って秋のナラシ作業を行っている所です(^^)/
黄緑色から濃い緑色へ…
秋のナラシ作業は、夏の間に伸びた枝葉をカットして来年の一番茶が伸びる土台を作る作業になります。
この作業を行わないと、来年の新芽はバラバラに伸びてしまいます。
芽の大きさも品質もバラツキが出来てしまいますし、新芽だけでなく古い葉っぱも収穫時に混入することがあるため、しっかりと刈り整えるのが重要になりますね!
またナラシ作業を行うことで、来年の春に伸びる新芽の生育も始まります。
気温が低いので今年中に萌芽することは無いですが、ジワジワと芽が膨らんでいく生長をします(^^)/
芽の内部では開く予定の葉っぱが作られていたり、より充実した状態に変化しているのです。
充実した芽の状態で越冬させることが出来れば、来年の春に伸びる芽もより良いものとなってくれますね!
秋のナラシ作業は重要なポイントがいくつもある作業となるのです!!
伸びた枝葉をカットするため、作業後の茶畑は濃い緑色へと変化…。
表面をキレイに均すため、お茶の樹の形もキレイに整えられます!
デコボコした状態だと芽の生育にバラつきが生まれる事もありますし、収穫時に古い葉っぱが混入することもありますね…。
そのためキレイに刈り整えることで良い芽が育ったり、品質の良い状態で収穫できるようになるのです。
現在の茶畑は四番茶芽の生育により黄緑色に見えています。
しかし、ナラシ作業を行うと濃い緑色の茶畑に変化していきますね。
茶畑の様子は、今後作業が進むごとにどんどん変化していく事になるのです!