おはようございます。
昨夜は中秋の名月で月を見た方も多いのではないでしょうか…。
上河内地区では雲が厚く、早めに寝てしまったので月を見ることは出来ませんでした(>_<)
今夜もキレイな月が見える事でしょうし、チャンスがあれば空を見上げてみようと思っている所です。
昨日で秋のナラシ作業が終了しましたが、作業により茶畑の雰囲気はガラッと変化していきます。
ナラシ作業により伸びた枝葉をカット…。
黄緑色の芽はほぼ全て刈り落とされてしまうため、茶畑は濃い緑色へと変化していきますね(^^)/
またお茶の樹の形もキレイに整えられていきます。
ナラシ作業前は四番茶芽が伸びて生命力あふれる鮮やかな状態となっています。
新しく開いた葉っぱになるので、色は黄緑色の状態です。
そのため遠目で見ても茶畑の色は黄緑色に見えますね!
しかし、このままの状態では良い一番茶(新茶)を収穫する事が出来ません。
ナラシ作業を行い伸びた枝葉をカット…。
お茶の樹の刈り整える事により、良い一番茶の芽が伸びるようにしていくのです。
そのため作業を終えると茶畑の雰囲気は一変しますね。
伸びた枝葉は刈り落とされ、お茶の樹の表面が均されています。
そして夏の間に伸びた三番茶芽がお茶の樹の表面に出てくるため、茶畑の色は濃い緑色になっています。
お茶の芽は始めは黄緑色をしていますが、充実してくると肉厚で濃い緑色をした充実した葉っぱに変化!
そのため茶畑の色合いも濃い緑色へと変化していくのです。
化粧刈り
ナラシ作業は終了しましたが、これで越冬の準備が整った訳ではありません。
ナラシ作業を終えた時点でもお茶の樹の表面を刈り整えていますが、実は上手く刈れなかった葉っぱがペラペラと残っている状態なのです…。
収穫時にこのような葉っぱが混入すると品質の低下を招くため、再度同じ位置で葉っぱを刈り落とす『化粧刈り』という作業を今後行う事になります!
化粧刈りはナラシ作業と同じ位置での刈り落としになるため、刈り落とす葉っぱの量はごく僅かです。
しかし、この作業を行うだけで茶畑の表面はより一段と整えられた状態になりますね!
何よりも収穫時に古い葉っぱが混入するリスクをより低くすることが出来るため、収穫作業を行いやすくするメリットがあります(^^;)