おはようございます。
今日は夜間に降った雨により地面が濡れている朝を迎えました。
空も雲が覆っていてちょっと薄暗さがありますね…。
まとまった雨はしばらく降っていないので川の水は減少する一方。
しかし、雨は少ないものの雲が広がる日は多いです。
そろそろ土が十分に湿るような適度な雨が降って欲しいと思っています(^^;)
防除作業は昨日で終了することが出来たので、今日は少し体を休めて明日から再びしっかりとお茶の樹の手入れをしていく予定です!
9月の下旬頃から段階的に茶畑を撮影してみました。
ナラシ作業により、茶畑の雰囲気はここ10日ほどで一変しています。
ナラシ作業が行われる前は黄緑色が鮮やかな状態…。
裾刈りは終えた畑になるので、お茶の畝の輪郭は比較的はっきりしていますね。
黄緑色に見えるのは四番茶芽が伸びているからなのですが、ナラシ作業により四番茶芽は全て刈り落とすことになります。
そのため作業を終えた畑は濃い緑色になっていきますね(^^)/
上河内地区の茶畑は全体で約8haほど。それを15軒の農家が管理をしています。
しかし上河内のお茶として共同で加工・出荷をしているので、良い品質の物を作るためには同じようにしっかりとお茶の樹の管理をしていく必要がありますね。
ナラシを行う時期も数日の違いはありますが、9月の下旬から10月の上旬にかけて実施していきます。
今ではほとんどの茶畑が濃い緑色へと変化しています。
栄養分をしっかりと蓄える季節
お茶の樹は秋の光をたっぷりと浴びて光合成を行い栄養分を作り出したり、土から栄養分を吸収して葉っぱや根っこ・枝に蓄えていくのです。
実は夏の間は気温が高く光合成の効率が若干低くなります。
さらに呼吸量も増加するため栄養分の消費も多いですね。
そのため、秋から冬にかけた今の時期の方が光合成の効率もよく、栄養分をしっかりと蓄えていける時期になります!
栄養分をしっかりと蓄えることが出来れば、冬の寒さにも強くなりますし来年の春に伸びる新芽も良いものとなりますね(^^)/
お茶の樹が健やかに生育できるように、今後もしっかりと手入れをしていきたいと思います。