日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

化粧刈りで刈り落とす葉っぱと芽について

今日も朝から曇り空となっています。

雨の予報も出ているので雨が降るまでの貴重な時間をしっかりと活用して、今日も作業を進めて行きたいと思います。

 

 

刈り落とす葉っぱ

お茶の樹は9月の下旬頃に行ったナラシ作業により刈り整えられています。

しかし、ナラシ作業時に僅かに刈り残してしまった葉っぱがあるのも事実…。

 

上の写真のお茶の樹も僅かに刈り残した葉っぱがある状態です。

分かりやすく印をつけてみるとこんな感じになります。

少し飛び出ているような葉っぱがありますね。

化粧刈りではこのような葉っぱを刈り落としていく事になります。

 

飛び出ている高さは1cmもありません。

一番茶(新茶)の収穫はナラシを行った位置よりも高い位置(2cm以上)で行うのでこのような葉っぱが混入する確率も低いです。

 

しかし、冬の強い風を受けるとさらに飛び出てくることもあります。

収穫時により注意する必要もあるので、安心して作業を進めるためには刈り落とした方が収穫が行いやすいですね(^^)/

 

また刈り残した葉っぱは傷口がキレイでなかったり、細かな傷がたくさんついている事が多いです。

 

傷口が多いと病原菌が侵入する部分が多くなる…という事で病気に感染するリスクを高めてしまいます。

これからの時期は『赤焼病』と言う病気が発生しやすい時期であり、この病気は葉っぱに出来た傷口から雨粒や朝露を介して伝染します。

 

傷口を少なくすること、キレイにすることで病気に感染する可能性を少しでも低くすることが出来るのです。

またナラシの時には小さく刈り落とせなかった四番茶芽が伸びてきている部分もあります。

 

このような芽は収穫時に混入する確率が高いので、しっかりと刈り落とす必要があるのです。

 

 

化粧刈りでは達成感を感じるほど枝葉を刈り落とすことはしません。

作業前と後の畑の違いも僅かなものです。

 

しかし、より良いお茶を作るために丁寧に行う必要がある作業だと思っています。