日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

秋の静かな茶畑

おはようございます。

1週間ほど前までは曇りがちな空模様が続いていましたが、最近は秋らしい青空が広がる日が増えてきています。

 

日中の気温は上がっても20℃程度。

風も穏やかでとても気持ちの良い日が続いていますね。

 

またナラシ作業や化粧刈り作業も終了したので、作業機械のエンジン音もせず静かな茶畑が広がっているこの頃です(^^)/

 

 

2回目の赤焼病防除

今週は『赤焼病』という秋から冬にかけて発生することがある病気の防除を行っています。

 

葉っぱに出来た小さな傷口から病原菌が侵入し発病する病気になりますね。

多発すると葉っぱが枯れて落ちてしまったり、来年に伸びるはずの芽も死んでしまう影響が大きな病気です。

 

台風などにより強い風が吹くと葉っぱに傷が出来てしまい、雨により葉っぱが濡れる事で病原菌が傷口から侵入するとされているため、台風がやって来ることが多いと発病するリスクが高まるとされています。

 

そのため10月上旬に台風が接近あるいは上陸しそうな予報が出た時に急遽防除を実施することにしました。

 

しかし、本来であれば10月中旬から下旬にかけて行う作業になります。

前回の作業から3週間以上期間を空けた後、今回改めて行う事にしました。

 

一度行っているので省いても良いかな…とも思っていたのですが、今年の春は一部の畑で赤焼病が多発した苦い経験があります。

そのためしっかりと対策を行いたい…という思いもあり、今回改めて防除作業を実施する事にしたのです。

 

使用するのは前回と同じく『銅剤』と言われる農薬になります。

病気を治す効果はなく、病原菌が傷口から侵入するのを防ぐ目的で使用する資材です。

 

手のアルコール消毒のような感じだと思ってください。

 

今回防除作業を行うことで病原菌が侵入するのを防止…。

すると発病する可能性も当然減少するので、春の発生しやすい時期や次のシーズンに赤焼病になってしまうリスクも減らすことが出来ますね。

 

逆に一度でも多発させてしまうと簡単には終息しません。

症状が出てしまった葉っぱはどんな農薬をいくら使用したとしても治すことは出来ないのです。

 

また菌の密度が高いため、次のシーズンも病気が発生しやすくなってしまいます。

 

結果として将来的に使用する防除資材を減らすことにも繋がるので、事前に防除をしっかりと行うことが重要だと思っています。

 

 

秋らしい茶畑

昨日は茶畑に向かう橋が点検になり一時的に通行止めになりました。

通行止めになる前に茶畑に向い、通行止めが解除される時間に戻る予定で作業を進めたのですが、道路を走る車はほぼ無く非常に静かな1日でした(^^♪

広大な茶畑にポツンといることになりますが、不思議と寂しさなどはありません。

曇り空であれば話が変わって来たかもしれませんが、かなり気持ちが良かったですね(^^)/