雨が降らなくなってすでに1か月以上が経過…。
土の内部の方は湿っている様子が見られますが、土の表面はカラカラに乾いてきていますね(-_-;)
雨が降らない事により土壌水分が減少。
完全な水不足になっているので、やはり雨が降って欲しいものです。
そんな願いを持つようになって、もう何日も日が経過しています(^^;)
ただし、家庭菜園で育てている野菜は雨不足の影響が多少あるでしょうが、順調に生長してきてくれています!
ブロッコリーは日に日に大きくなってきてくれていますし、タマネギも青い葉を保ってくれているままです。
しかしこの頃になってタマネギ苗に何らかの異変が発生してきています…。
根っこに白いカビが…
異変に気が付いたのは10日ほど前から…。
本来であればしっかりと根が張っている時期になるのですが、草取りをしている最中にやけにグラグラしている株を見つけました。
引き抜いてみると明らかに根っこの量が少なく、根の付け根付近には白いカビが発生していました。
少し分かりにくいですが、根っこの付け根付近に白いカビが生えているのが確認できます。
また根っこの量も少なく引き抜いた時点では、植え付けた時の同じ程度の量しか伸びてきていませんでしたね…。
植物が感染する病気のほとんどはカビ由来…。
そのため
「病気の一種なのではないか…」
という考えが頭をよぎりました。
他にもこのような株が無いか確認したところ15株程度発見できたので、その際に全て引き抜いて処分しています。
乾腐病?
農家と言っても栽培している品目で知識や技術は大きく異なります。
そのためタマネギを含めて家庭菜園で育てている野菜たちの栽培に関する知識や技術は家庭菜園レベルです。
そのため、栽培方法を調べながら挑戦している事になりますね。
※病気に関しても正確に判断するのは難しいので、症状とネットで調べた情報をもとに判断した形になります。
根っこの付け根付近に白いカビが生えていた今回のタマネギ。
初期症状の1つとして根っこに白いカビのような物が生えるという事で、「乾腐病:かんぷびょう」ではないかと思いました。
乾腐病は暖かな時期に発生しやすい傾向があるそうですが、栽培期間中なら発生することがあり冬に発生する可能性も0では無いのかな…と思います。
この病気は土に病原菌がいる事で感染するものになります。
病原菌は土の中で数年から十数年生き続ける事もあるとされ、その畑にタマネギ苗を植えると傷口などから病原菌が侵入し発病するそうです。
現在タマネギを植え付けている畑は何年もタマネギを植え付けたことは無かったのですが、長く生き続ける病原菌であれば病気に感染したことも頷けます。
土に病原菌が潜みタマネギを植え付ける事で感染するため、タマネギを植えたら数年間同じ場所でタマネギを育てない事が基本!
植え付け前に土壌消毒を行い病原菌を退治するのも良いですね。
また植え付け直前に根っこの部分を消毒することで、病気に感染しにくくすることが出来るようです。
ただし乾腐病が発生したら治療することは難しいです。
直ちに病気になった株を取り除き、周辺の株に感染させないようにする必要があります。
こまめな確認をしながら…
今回は土壌消毒も植え付け時の消毒も行っていません。
もちろん「乾腐病」でない可能性もありますが、根っこの部分にカビが生えているため何らかの病気に感染していることに変わりありません。
今後感染が広がらないか心配ではありますが病気の発生をいち早く察知して、株を取り除いていく事で対応していくしかないですね!
こまめに確認をしながら育てて行きたいと思います。