日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

カビ毒が怖い! 麦の赤カビ病の防除を行いました

今朝の最低気温は手元の温度計で3.5℃ほどになりました。

これは霜が降りるかどうか…ギリギリの気温となります。

 

おはようございます。

寒の戻りがあると予報されていましたが、その通り今朝は久しぶりに最低気温が5℃を下回りました。

 

霜が降りるか心配でしたが、結果として今朝は霜が降りずに済みました。とりあえずひと安心です(^^;)

 

今朝は霜だけでなく朝露も降りていないため、若干風が吹いていたのだと思います。

気温が低くても曇っていたり、風が吹いていると霜が降りにくくなるため、霜が降りずに済んだのでしょう。

 

あと二晩ほど乗り越えてくれればその後は安心できそうなので、霜が降りない事を祈るのみです。

 

 

さて、4月になってからホームセンターなどでは夏野菜の苗が目立ち始めたように感じます。

そろそろ夏野菜の栽培に向けた家庭菜園の準備もしていきたいと思いますが、その前に1つ重要な作業があります。

 

それは現在育てている大麦の病気予防です。

 

病気が発生すると、病原菌によって強い発がん性物質を作り出すこともあるため注意する必要があります!

 

 

赤カビ病の防除

穂が出てくる時期になると「赤カビ病」「さび病」などの病気が発生しやすくなります。

 

これらの病気が発生すると生育が悪くなるのですが、それ以上に健康被害をもたらすリスクが高まるのです。

 

赤カビ病などの病原菌はカビ毒を引き起こす成分を作り出します。

カビ毒の中には強い発がん性を持つ物質や肝機能障害を引き起こす物質、急性症状として嘔吐や痙攣などを引き起こす物質がありますね。

 

赤カビ病などはカビ毒を生成する事もある非常に怖い病気なのです!!

 

もし病気が発生してしまえば収穫しても食べる事は出来ません。廃棄処分する必要があります。

 

以前小麦を育てた際は防除をしなかったため病気が発生。

収穫は出来たものの、食べると健康を害す危険性があるためすぐに捨てる事にした経験があるのです。

 

そのため、安全な麦を収穫するために防除を行う事にしました(^^)/

 

 

ストロビーを使用

今回育てている麦は大麦になります。

そのため、大麦あるいは麦類として赤カビ病に効果がある資材を使用しました。

その資材とはストロビーフロアブルです。

麦の防除をするためだけに購入した形になりますね(^^;)

 

ラベルに必要な情報が載っているのですが、麦類として赤カビ病の登録があります。

大麦は麦類に含まれるため問題なく使用できます。

 

今回は薬液の量として2ℓ準備する必要がありました。

希釈倍率は2000倍を選択したので、水2ℓ(2000ml)にストロビーを1mlを薄める事になります。

 

少量なので計量が面倒ですね(^^;)

しかし安全な麦を育てるために、今回のこの防除だけは徹底して行いました。

 

 

キノコ由来の成分

今回使用したストロビーフロアブルですが、ラベルにはキノコの絵が描かれていますね。

 

ストロビーフロアブルはストロビルリン系の殺菌剤となるのですが、ストロビルリン系の物はキノコ由来の成分を使用した資材になるのです(^^)/

 

そのため、ラベルにキノコの絵が描かれているのでしょう!

 

ストロビルリン系の殺菌剤には他にもアミスタースクレアなどの商品があります。

特にアミスターはお茶の栽培でも使用することがある資材ですね。

 

今回は家庭菜園の麦の栽培で使用するため、少量かつ大麦あるいは麦類として登録があるストロビーフロアブルを選択しました。

 

 

最後に

植物が感染する病気のほとんどはカビ由来です。

 

その病原菌の一部には生育に影響が出るだけでなく、健康に悪影響を及ぼすカビ毒を生成する物もあるため非常に危険な一面があります。

 

安全な麦を収穫したい!

という想いから今回はストロビーフロアブルを使用して赤カビ病の防除を行いました。

 

今後も麦の様子をしっかりと観察し天候によっては再度防除を行うなどして、しっかりと収穫を行えるようにしたいと思います!