日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

梅雨明け後の一大作業「苦土石灰」

今日も暑い!

 

梅雨明けしてからは日中の気温は33℃程度まで毎日上昇。

天気も晴れ続きで日差しがたっぷりと降り注いでいます。

 

そんな夏らしい空の下、汗をガッツリとかきながら行ったのは「苦土石灰」をまく作業でした。

この作業は梅雨明け後に行う一大作業になりますね。

苦土石灰をまくことにより、土の酸度調節とカルシウムなどの微量要素を補給します。

 

今回は先日まで行っていた苦土石灰をまく作業について投稿したいと思います。

 

 

毎年継続して

苦土石灰をまく目的は

 

・土の酸度調節

・微量要素の補給

 

主にこの二つになります。

 

土の酸度や微量要素の量は雨の影響を受けて変化することがある項目です。

昨年の梅雨は雨が多く短期間に酸度が低くなってしまう事もありました。

(6月はpH5でしたが、7月下旬にはpH4.3まで低下しました)

 

そのため梅雨が明けた時期に苦土石灰を施すようにしています。

 

 

土の酸度に関しては、お茶の木は一般的な植物よりも酸性が強い土を好みます。

具体的な数値としてはpH4~pH5程度であり、弱酸性(pH6)程度を好む野菜類などと比べると酸度が低めなのです。

 

そのため、極端に低下しなければ土の酸度に関しては問題ありません。

 

しかし、近年は極端な大雨になる事もあり土の状態が短時間に変化する事もあるでしょう。

そのため、毎年継続して行うようにしています。

目安は10a当たり5~10袋。

土の酸度はそれほど低くないため毎年5袋分は施すようにしています。

 

昨年は梅雨明け後にpH4.3まで低下してしまいましたがその後はpH5程度に。

 

大体pH4.5~pH5になるように管理をしていますが、目標と同じくらいの酸度にすることが出来ていますね。

苦土石灰のほかに大量に刈り落とす枝葉などの効果もあると思いますが…。

 

 

そしてカルシウムなどの微量要素を補給する効果もあります(^^)/

 

植物にとっての三大要素は窒素・リン酸・カリですが、他の成分も元気に生育するためには欠かせません。

 

収穫などで栄養分を畑外へ持ち出すことになりますし、大雨で土の状態が変化することもあります。

 

そのため、微量要素の補給の観点からも苦土石灰を使用するようにしています。

 

 

雨が降ったら

ただし、苦土石灰はまくだけでは不十分です。

土にまいた後、しっかりと混ぜ合わせる作業を行う必要があります!

 

土と混ぜ合わせる事で苦土石灰の効果を最大限に発揮させることが出来るのです。

 

そのため今回も土と混ぜ合わせる作業を行いますが、それは雨が降ってから・・・

 

粒状の苦土石灰を使用しているため一度雨に当てて粒が崩れるのを待ちます。

粒が崩れた状態で作業を行う事で、土と苦土石灰をよりしっかりと混ぜ合わせる事が出来るのです。

 

粉タイプの石灰資材もありますが、作業が行いにくかったりするのでなるべく粒タイプの物を使用していますね(^^;)

 

今週は雨が降りそうな予報が続いているため、一雨待ってから作業を進めて行きたいと思います。