日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

夏の茶畑の変化 ~芽吹きから成熟するまで~

今日も夏本番のような天気でした。

ただ湿度が若干低いのか気温ほど暑くは感じませんでしたね。風が吹いていたことも有難かったです(^^;)

 

日に日に空を飛んでいるトンボの数が多くなり、朝晩は過ごしやすい気温になるため秋の気配も強まってきましたね。

もうしばらくすると夏らしいこの暑さと一旦お別れになるため、少し寂しさも感じるこの頃です。

 

茶畑の変化

約1か月前に三番茶芽の生育が始まった茶畑。

この1か月間でどのような変化があったのか、今回は写真を見比べてみようと思います。

 

まずは芽が伸び始めた直後。

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小さな芽がツクツクとしている状態です。大きく育った芽も最初はこのサイズになりますね。

 

そして収穫時の黄緑色の芽。

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黄緑色が美しい茶畑です。

 

収穫したくなるような芽ですが、来年の一番茶が育つ土台とするためそのまま生育させます。

また収穫しないので病気の発生などにも注意する必要がありますね。

※収穫や枝葉を刈り落とす作業は病気や害虫の防除作業にもなります。

 

そして育った芽が徐々に成熟している現在の茶畑。

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1枚前の写真と比べると緑色の状態がかなり変化しているのが分かると思います。

 

ちなみに人の手は一切加えていません。

ただ時間が経過するだけで葉の色が濃くなりツヤも出てくるのです。

 

葉緑体が増える事で緑色が濃くなりますし、薄く柔らかい葉は成熟するとゴワゴワした手触りでツヤが出てきます。

光合成をしっかりと行える葉っぱ、作ったり吸収した栄養分を蓄えられる葉っぱへと変化しているのです。

 

このような変化が約1か月間の間に見られます。

良い葉が育てば来年に伸びる新芽も良い物となるため、深い緑色のツヤのある葉へと育ってくれる事が農家として何よりも嬉しくなりますね!